哲学はなぜ役に立つのか?

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哲学はなぜ役に立つのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784904209776
  • NDC分類 104
  • Cコード C0036

内容説明

金融危機、日中関係、再分配、資本主義、死刑、中東情勢―。世界で起こるすべてを概念で把握し、問題を解決に導く「哲学力」を養う!気鋭の哲学者が20のテーマを20冊の名著で解読し、「哲学思考」を鍛える入門書。

目次

哲学とは何か?―副読本 『権力の読みかた』(萱野稔人/青土社)
ルールを制する者が世界を制す―副読本 『政治神学』(カール・シュミット/未来社)
グローバリゼーションのもとでも消滅しない国家権力の本質とは?―副読本 『社会学の根本概念』(マックス・ウェーバー/岩波文庫)
市場が拡大しない「成熟社会」で経済を活性化させる知的戦略とは?―副読本 『デフレーション “日本の慢性病”の全貌を解明する』(吉川洋/日本経済新聞出版社)
レアアース禁輸措置からみえる世界経済の逆説―副読本 『超マクロ展望 世界経済の真実』(水野和夫、萱野稔人/集英社新書)
中国の民主化運動と反日ナショナリズムのねじれた関係―副読本 『民族とナショナリズム』(アーネスト・ゲルナー/岩波書店)
分配の正義があらためて問われる時代―副読本 『これからの「正義」の話をしよう』(マイケル・サンデル/ハヤカワNF文庫)
アメリカの覇権について―副読本 『千のプラトー 資本主義と分裂症』(ジル・ドゥルーズ、フェリックス・ガタリ/河出文庫)
インターネットの普及は政治をどう変容させるか―副読本 『技術への問い』(マルティン・ハイデッガー/平凡社ライブラリー)
インターネット上の集合知は国家を超えられるか?―副読本 『社会契約論』(ジャン=ジャック・ルソー/岩波文庫)〔ほか〕

著者等紹介

萱野稔人[カヤノトシヒト]
1970年生まれ。哲学者。津田塾大学教授。パリ第十大学大学院哲学科博士課程修了。博士(哲学)。哲学に軸足を置きながら現代社会の問題を幅広く論じる。現在、朝日新聞社「未来への発想委員会」委員、衆議院選挙制度に関する調査会委員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

48
哲学は概念をつかって考えること。概念をつかって考えることこそ、哲学の本質(10頁)。ものごとを概念的にとらえることをめざす知的実践(19頁)。法律にもとづくという点こそ、国家権力の一番の特徴(35頁)。各講義の副読本が紹介されているので、参考にするとよい。2016/04/28

masabi

19
【要旨】時事問題を哲学する。【感想】哲学とは概念を使って考えること。この知的営みはあらゆるものに使えるから哲学は役に立つというのが表題の意味だ。独特な切り口の考察や一面的なものもあり、20テーマも扱うよりはテーマを絞ったほうが良かったのではないかとも思う。副読本の紹介があるのでそちらも読みたい。2016/12/29

小鈴

19
サイゾーの連載をリライト。哲学とは、ものごとをとらえるために概念的に考えたり、概念を練り上げたり、新たに概念を創出したりする知的営みのこと(これ哲学に限らずですよね)。初学者のためというより社会にもまれた読者を引き込むために時事問題から「人を殺してはいけない」問いまでの20講を手短だけど鋭くまとめる。アメリカの経済学者のようなクリアな文体は個人的には好きだけど、小難しい修飾された文体を好む人文系には好かれないかもしれない。2015/10/14

masabi

16
【要旨】時事問題を哲学する。【感想】道具としての哲学、哲学者が現実の問題をいかに 見ているかがわかる。基本的にはなぜ?と問うことから始まり、哲学書の概念を通して時事問題を論じていく。ドル基軸体制と石油との関係は目から鱗だった。2017/07/23

mintia

11
世界で起こっている問題について勉強になりました。ただ、哲学がなぜ役に立つのかは分からなかった。2018/03/03

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