内容説明
こんなにひどい協定が秘密裏に決められている！日米国民の９９％を不幸にするＴＰＰの実態を暴く！
目次
第１章 ＴＰＰで得をするのは誰なのか！？（ＴＰＰに聖域なんてない；ＴＰＰはあらゆる産業に適用される；ＴＰＰは国家主権を超えて、国内法を改正させる威力をもつ！；あらゆる政府調達に外資がネットで入札できる；ＴＰＰの内容は一部の人だけが知ることができる ほか）
第２章 秘密条約ＴＰＰの中身を探る（ＴＰＰの実態を暴いている元農水相；ＴＰＰは米韓ＦＴＡ以上のものになる；めちゃくちゃな日米事前協議）
著者等紹介
苫米地英人［トマベチヒデト］
１９５９年、東京生まれ。認知科学者（機能脳科学、計算言語学、認知心理学、分析哲学）。計算機科学者（計算機科学、離散数理、人工知能）。カーネギーメロン大学博士（Ｐｈ．Ｄ．）、同ＣｙＬａｂ兼任フェロー、株式会社ドクター苫米地ワークス代表、コグニティブリサーチラボ株式会社ＣＥＯ、角川春樹事務所顧問、中国南開大学客座教授、苫米地国際食糧支援機構代表理事、米国公益法人Ｔｈｅ Ｂｅｔｔｅｒ Ｗｏｒｌｄ Ｆｏｕｎｄａｔｉｏｎ日本代表、米国教育機関ＴＰＩジャパン日本代表、天台宗ハワイ別院国際部長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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村越操
14
選挙前に読むべし。本書の内容が真実だと、日本は絶対にTPPに参加してはいけないとしか考えられない。最大の問題点は、非関税障壁があった場合は、その国の議会を無視し、勝手に法律を変えさせる強制力があるということ。「輸出と輸入とどっちが多くなるかといった単純な計算でTPPを捉える論調が多いのには困ったものです」「TPPで得する人達、それは関税やその国の法律による規制などの非関税障壁によって参入を阻まれてきた大企業、特にさまざまな国に事業展開する多国籍企業です」「世の中には自由競争にさらしてはいけないものがある」2013/07/19
非日常口
8
ちまたにあふれるTPPの文の翻訳は正しいのだろうか？本書は翻訳の問題点を指摘しつつ、訳し直した上でTPPがいかに危険な内容を含むか指摘。アメリカで３割以上の議員が反対したTPPは一部利権の絡む大企業/外資の意見を国民に選ばれた議員より優先させる可能性、秘密協定により秘匿された内容は今後外に出ることがなく一部の企業を除くすべての業界に様々な問題が起きることを喝破。貿易収支の議論は上辺だけでナンセンスだ。民営化をさせては行けないところがあることを私たちは再確認し政治家にブレーキをかける必要があるようだ。2013/09/14
おおにし
7
あの苫米地英人氏が書いたTPP暴露本。と言ってもいつもの「洗脳」とか「陰謀」というネタではなく、極めて真面目にTPPの隠された問題点を論じている。苫米地さんは参院選前にTPP参加の流れを変えようと緊急出版したが、TPPが重要な争点にならなかったのは残念。TPPの実態を知るための入門書としてはこの小冊子はお奨め。2013/11/10
香具師山啖呵堂
1
2013年7月19日発行。 「あとがき」によると、TPP反対の議員を少しでも多く当選させるため、緊急出版した、と書かれています。 しかしその願いむなしく、その後現在までの３年間に実施された選挙では、TPP賛成・憲法改悪推進・独裁推進の極右勢力が勝ち続けて、とうとう衆参両院で3分の2以上の勢力を握ってしまいました。 今後の日本は軍国主義独裁体制に向かって行きます。 私は最後の瞬間まで小さな声を上げ続けるつもりです。 http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20160829/p12016/08/30
bishop8856
1
TPPやばいわー2013/07/21
