洗脳広告代理店 電通―ドクター苫米地の脱「メディア洗脳」宣言

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784904209196
  • NDC分類 674.4
  • Cコード C0030

内容説明

東日本大震災の報道によって露になった、広告主(スポンサー企業)とメディア、そして広告代理店の癒着構造。この構造を作り上げ、独占的に支配する巨大広告代理店・電通のメディア洗脳戦略を暴き出す。

目次

序章 私たちを支配する黒幕とは
第1章 メディア洗脳の恐怖
第2章 広告代理店とは何か
第3章 洗脳代理店「電通」の闇
第4章 メディア新時代の電通
第5章 メディア洗脳防衛策
終章 いまこそメディアを私たちの手に取り戻せ

著者等紹介

苫米地英人[トマベチヒデト]
1959年、東京生まれ。脳機能学者、計算言語学者、計算機科学者、離散数理学者、認知心理学者、分析哲学者、カーネギーメロン大学博士(Ph.D.)、同CyLab兼任フェロー、株式会社ドクター苫米地ワークス代表、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO、角川春樹事務所顧問、中国南開大学客座教授、全日本気功師会副会長、米国公益法人The Better World Foundation日本代表、天台宗ハワイ別院国際部長、財団法人日本催眠術協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつお

18
業界構造の悪を説く本。 如何なる業界においても、独占・寡占は歪みを生む。日本の広告代理店は、その最たる例。テレビにおける広告枠を買う側・売る側、両サイドにおいて代理店となり手数料を吸い取る。両者において忖度される立場にあるため、発信する情報も企業の起源を損ねない、フィルターをかけられた情報となる。筆者の毒舌的な部分もあるが、歪んだ情報を取捨選択する能力は必要であろう。「この情報により誰が得するのか」を日々意識したい。2023/10/22

Eradist

15
[Kindle Unlimited]テレビ、新聞、ラジオといったマスメディアの構造的な欠陥として、電通という広告代理店が各メディアに圧力をかけて電通に有利な情報を流せるというご指摘。一見陰謀論のとんでも本のように聞こえるが、歴史的経緯を踏まえて主張はごくまとも。テレビは長年見てない自分だが、新聞もテレビよりは緩いとはいえ情報統制されやすい理由も分かった。生きていくのに本当に必要なことを日本のメディアが教えてくれないのは当然だ。2020/11/01

C-biscuit

14
Kindleアンリミテッドで読む。ブラック企業の代表格のようになってしまい、昨今の働き方改革からすれば旬の企業である。著者はその電通に対し随分前から警笛を鳴らしている。中身は社員の働き方、残業などの問題ではなく、広告、メディアを通じた情報操作の危険性であり、今賑わせている問題でもない。しかし、この内容を知ることで、定期的に自殺者がでるような企業が改善していかない理由はわかる。マスコミから叩かれないのである。さすがに今回はないのかとも思うが、収束も早いと感じる。またマスメディアについてよくわかる本でもある。2017/01/23

青井

11
苫米地先生が好きなこと、ネットで電通の暗躍説を時々見ていたこと、「大日本サムライガール」で電通(メディア)の凄さを改めて考えさせられたのをきっかけに手を取りました。……とんでもなかったわ……私はもともと普通よりはメディア嫌いでテレビでニュース見ては「これ流されてるよねみんな?」「あのニュース報道されないのおかしい」とかいちいち批判入れては家族(テレビ大好き)にウザがられるという日々を過ごしてたけど、そんなでも色々洗脳されてるなあーと実感した。(コメントにて続き)2014/02/24

Moca

10
東日本大震災直後、福島の原発事故があり、テレビの報道自体が見て見ふりをする。CMでよく、ACでごまかして、震災のことの心配性をそれてしまうそれが、国民に不感なイメージを思わせたくないので大傑作な政策を上手いこと立てているのが、テレビ(日本)の裏世界だといえる。芸能界は政治に関する左翼を持つと、番組から下ろされることは衝撃的だった。根本的に日本はメディアに洗脳される。2019/11/12

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