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伊那の放浪俳人 井月現る

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  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784904150078
  • NDC分類 911.35
  • Cコード C0095

目次

井月が復活するまで
伊那谷に現れた侍
二つの序文
京都の宗匠たち
五律という俳人
二人の接点
大江戸の雰囲気
尾張に蕉風王国
春ばかりの謎
象潟へ行ったのだろうか
四徳の物語
老いても祐筆
「余波の水くき」
井上井月二百句(NPO法人双牛舎選)

著者等紹介

今泉恂之介[イマイズミジュンノスケ]
1962年上智大学独文科卒業後、日本経済新聞社入社。1990年日本経済新聞社論説委員。コラム「春秋」を担当。1997年中国河南省鄭州大学客員教授。1999年流通経済大学教授(現代文章論・メディア論)。2007年NPO法人双牛舎代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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かわかみ

3
井上井月(せいげつ)は幕末の信州伊那に忽然と現れて、俳句を詠み、地域の人たちにも指導した。自らを語ることはなかったが元は長岡藩の武士だったらしい。たいそうな文化人であり洋学も学んだ最先端の知識人でもあったが、一種の世捨て人、放浪者であった。村人に酒を馳走になると、だらしなくなり、終に体を壊して明治20年に伊那で没す。忘れかけられていたが大正時代に伊那出身の医師によって句集が刊行され世に知られた。実は蕉風の俳諧を真剣に追求した求道者の面もあり、本書はその活動について信州に取材しながら解明したものである。2023/02/06

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