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ベーシック・インカムのある暮らし―“生活本位制マネー”がもたらす新しい社会

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784904084359
  • NDC分類 364
  • Cコード C2047

内容説明

いま必要なことは、失業と貧困の不安をなくすことです!いま必要なものは、暮らしを支えるための無償の最低生活費です!ベーシック・インカム(BI)と生活本位制マネー(E円)が、それを可能にします。この歴史ある“生まれてから死ぬまで、すべての個人に無償で支給される「最低生活費」というアイデア”を実現する、まったく新しい財源案が、ここに示されます!「生活本位制マネー(E円)」は、暮らしを支える通貨として、この社会を変えます。

目次

プロローグ 人類の希望を取り戻そう
第1部 ベーシック・インカムのある暮らし(ベーシック・インカムとは;科学技術の成果を社会に還元するには;“賃金奴隷”からの解放;企業ではなく人を助ける;贈与が人を自由にする;公共経済の充実;ベーシック・インカムの条件)
第2部 経済成長の終わりとベーシック・インカムの必然性(家計は安心を求める;経済成長の正しい止まり方)
第3章 「生活本位制マネー」とベーシック・インカム(電子式減価マネー「E円」とは;E円の金融とお金の「ジャスト・イン・タイム」;「生産本位制マネー」と「生活本位制マネー」;E円の調節機能;ベーシック・インカムの財源案)

著者等紹介

古山明男[フルヤマアキオ]
公共経済・教育研究者。1949年千葉市に生まれる。1973年京都大学理学部卒業。同年平凡社(株)入社。雑誌「太陽」「アニマ」の編集に従事。1978年同社を退社。私塾運営や専門学校講師をしながら不登校や引きこもりの人たちを援助。1990年以降「古山教育研究所」を設立し、賞罰に訴えない教育を研究・開発。公共経済としての教育費を研究する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オサム兄ぃ

11
「働かざる者食うべからず」そんな小学一年生でも分かる常識に根本から疑問を投げかけるのがベーシックインカムという考え方だ。文化的最低限度の生活を営むためのお金を全ての人に支給する、というのだが、果たしてそれは実現可能なのか。そしてそれは正しいことなのか。様々な疑問に対して本書の示す論考は実証的で、説得力がある。何より、それは著者の思考が、「経済の目的は、豊かな生活を送ること」のはずが、「お金を稼ぐ」になっている手段と目的が逆転している現状の否定から発している点で共感ができ、一気の読み上げてしまった。2016/03/04

よしひろ

5
経済学を勉強する重要性を痛感。2016/02/06

ニョンブーチョッパー

3
★★★★★ いいじゃないですか、ベーシック・インカム。実施しないのはなぜだろう? 物事を変えるのには最初は抵抗が大きくて、動き出すまでが相当大変なのかもしれない。既得権益とか? 「ベーシック・インカム」について今までなんとなくしか知らなかったので、今後も類書を読んで知識を増やしていきたい。2017/11/26

くらーく

3
ベーシックインカムに減価マネーね。面白いかも。月8万円なら4人家族で32万円。充分に生活が成り立つ。限界集落に高齢者が住んでいるのは年金があるから。ベーシックインカムが導入されれば、地域創生に繋がるかもね。 確か、スイスで国民投票があるんじゃなかったっけ? これからは、お金の稼ぎ方・増やし方より、使い方・減らし方が問われるのかもなあ、などと妄想。2016/05/07

noriyorino

2
ベーシックインカムは夢物語かと思っていたが、財源の根拠を細かく示したこの本を読むことであながち実現不可能ではないのかもしれないと思えて来た。参考文献など参考にしてもう少しよく学んでみたい。2018/03/09

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