内容説明
いま必要なことは、失業と貧困の不安をなくすことです!いま必要なものは、暮らしを支えるための無償の最低生活費です!ベーシック・インカム(BI)と生活本位制マネー(E円)が、それを可能にします。この歴史ある“生まれてから死ぬまで、すべての個人に無償で支給される「最低生活費」というアイデア”を実現する、まったく新しい財源案が、ここに示されます!「生活本位制マネー(E円)」は、暮らしを支える通貨として、この社会を変えます。
目次
プロローグ 人類の希望を取り戻そう
第1部 ベーシック・インカムのある暮らし(ベーシック・インカムとは;科学技術の成果を社会に還元するには;“賃金奴隷”からの解放;企業ではなく人を助ける;贈与が人を自由にする;公共経済の充実;ベーシック・インカムの条件)
第2部 経済成長の終わりとベーシック・インカムの必然性(家計は安心を求める;経済成長の正しい止まり方)
第3章 「生活本位制マネー」とベーシック・インカム(電子式減価マネー「E円」とは;E円の金融とお金の「ジャスト・イン・タイム」;「生産本位制マネー」と「生活本位制マネー」;E円の調節機能;ベーシック・インカムの財源案)
著者等紹介
古山明男[フルヤマアキオ]
公共経済・教育研究者。1949年千葉市に生まれる。1973年京都大学理学部卒業。同年平凡社(株)入社。雑誌「太陽」「アニマ」の編集に従事。1978年同社を退社。私塾運営や専門学校講師をしながら不登校や引きこもりの人たちを援助。1990年以降「古山教育研究所」を設立し、賞罰に訴えない教育を研究・開発。公共経済としての教育費を研究する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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