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叢書ビブリオムジカ ヴァーグナーと反ユダヤ主義―「未来の芸術作品」と19世紀後半のドイツ精神
鈴木 淳子【著】
296p / 21cm / A5判 ポイント: 30 pt ?ポイントについて
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ヴァーグナー芸術の特徴である理想主義には、恐るべき現実性がひそんでいた。
「反ユダヤ主義」―古来ヨーロッパ精神に伏流し、19世紀後半ドイツにおいて異常な高まりを見せ、20世紀にナチスによる大破局を招くことになる思想が、ひとりの作曲家の精神構造にどのような影響を与え、その芸術にどのような刻印を残したか。
これまで観念的に語られてきたヴァーグナー芸術と反ユダヤ主義との関係を、彼の音楽作品、論文、書簡、妻コージマの日記、同時代の資料などをもとに徹底的に洗い直し、実証した画期的研究。
第1章 ヴァーグナーと反ユダヤ主義(ヴァーグナーの革命志向とユダヤ人問題の結びつき;コージマの『日記』に見られるヴァーグナーの反ユダヤ観発展の諸相と同時代のドイツにおける反ユダヤ主義;ヴァーグナーとユダヤ人との交友)
第2章 ヴァーグナーの舞台作品に見られる反ユダヤ的思想(「ユダヤ的」貨幣経済と『ニーベルングの指環』;『ニュルンベルクのマイスタージンガー』におけるユダヤ人カリカチュア;『パルジファル』における腐敗)
第3章 「未来の芸術作品」と19世紀後半のドイツ精神(「未来の人類」のために―時代精神からの「ドラマ」の誕生;理想と現実)
鈴木淳子[スズキジュンコ]
1966年福岡県生まれ(旧姓・山本)。早稲田大学第一文学部哲学科卒業。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻(比較文学比較文化研究室)博士課程修了。学術博士。現在、法政大学および関東学院大学にて非常勤講師(ドイツ語)を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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