書いて生きていく プロ文章論

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  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784903908236
  • NDC分類 816
  • Cコード C0030

内容説明

それで、本当に伝わりますか?40万部突破の『プロ論。』他、ベストセラーを続々手がける著者が明かす、生きた文章論。人に会い、人に聞き、人に伝える、テクニックを超えたコミュニケーションの心得。

目次

第1章 その文章は誰が読む?(文章の怖さを知っていますか?;読んでもらうことの大変さを認識していますか? ほか)
第2章 伝わる文章はここが違う(何を伝えたいか、整理できていますか?;何を書くか、を自分本位に決めていませんか? ほか)
第3章 プロ文章家の心得(読みやすくなる工夫をしましたか?;長い文章を書いていませんか? ほか)
第4章 「話す」よりも「聞く」のが大事(読者の気持ちを持って臨んでいますか?;時間をいただくことの意味を想像していますか? ほか)
第5章 プロの取材はこう行う(緊張していませんか?;挨拶をしっかりしていますか? ほか)
第6章 「書く仕事」のキャリア作り(誰のために仕事をしていますか?;発注者の立場に立っていますか? ほか)
第7章 「職業文章家」として生きる(時間管理を徹底していますか?;移動時間も活用していますか? ほか)

著者等紹介

上阪徹[ウエサカトオル]
1966年兵庫県生まれ。89年早稲田大学商学部卒。アパレルメーカーのワールド、リクルート・グループなどを経て、95年よりフリー。経営、金融、ベンチャー、就職などをテーマに、雑誌や書籍などで幅広く執筆やインタビューを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hisato

74
読みやすいに尽きる一冊でした。 300ページ超ありますが、文字が大きくページ内の行数も多くないので、本の厚みはさほど気にならなかったです(そこももしかしたら読者への配慮なのかも…)。 目次だけでも、伝えたい内容の主題が伝わってくるような各章と各項目で、かなりハッとさせられるものが多いです。 ライターである著者が原稿を書く上での心構えを書いている内容ですが、「自分の仕事の場合」を想定して置き換えてみると、共通することが多く、為になるなぁと感じました。 この感想もこれでいいのか自問自答してしまいますね…w2016/12/20

KAKAPO

36
3000人以上の成功者たちにインタビューし、その教えを文章にしてきたという上阪氏のインタビュー術、文章術がまとめられている。しかし、この本の真骨頂も、先に感想・レビューを書いた、樋口裕一氏の『ホンモノの文章力』と同じように、終章「職業文章家」として生きる。に込められている。そこには、3000人以上の成功者たちの言葉よりも、市井に生きる私たちにとって有用な言葉がある。それは「自分にできることを懸命にやっていただけだったから、ただただ求められるままに走り続けてきた、見てくれている人はちゃんと見てくれていた。」2015/10/06

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

21
いい本だけどタイトルがちょっと……。気鋭のライターの極意に迫るという狙いでこうなったのかも知れないけど、いわゆる【文章読本】ではありません。作者の主張は「上手な文章より、面白くてためになる文章の方が価値がある」「面白い文章の秘訣は、面白い人に逢って話を引き出す事」というもの。初対面の人に会う時の準備とか、脱線した話題を引き戻すコツなどは実践的で、実際に仕事で使って効果を実感しているものもあります。物書き以外にも参考になる本。『インタビューの達人に学ぶビジネスコミュニケーション入門』とかにして欲しかった。2014/05/05

朝日堂

10
これを読んでプロとして生きていけるような文章は書けないだろうと思った。この本では主に「インタビュアーとしてのあり方」や「コピーライターとしての心構え」など、ターゲットが想像より狭い。そして何よりも各段落に太字で示される問いかけが目ざわりである。「具体的な話を一つでも入れましたか?」「きちんと会話していますか?」「メモはしっかりとっていますか?」「感謝の気持ちを持っていますか?」「挨拶はきちんとしていますか?」など、たいして価値のなさそうな問いかけが80箇所ある。とても「プロ文章論」とは受け取れなかった。2013/06/03

tetuneco

10
文章に100点満点はないにしても、自分にとっての100点満点はある。追求しよう。2011/02/25

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