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脱「ひとり勝ち」文明論

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  • サイズ B6判/ページ数 196p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784903908137
  • NDC分類 546.59
  • Cコード C0033

内容説明

未来はこんなに明るいのだ。不況対策も地球温暖化もエネルギー問題も全て解決。エリーカ開発者が語る、「太陽電池と電気自動車」が作る新文明。

目次

1 脱「ひとり勝ち」文明へ
2 未来は、電気自動車の中にある
3 「エリーカ」開発で見えてきたこと
4 日本発、日本型の文明を!

著者等紹介

清水浩[シミズヒロシ]
1947年宮城県生まれ。東北大学工学部博士課程修了。国立公害研究所、アメリカ・コロラド州立大学留学。国立公害研究所地域計画研究所室長。国立環境研究所地域環境研究グループ総合研究官などを経て、現在、慶応義塾大学環境情報学部教授。30年間、電気自動車の開発に従事。2004年、ポルシェ並みの加速力をもつ「未来のクルマ」Eliica(エリーカ)を誕生させる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

10
誰かが得をすれば,その分だけ他の誰かが村をする.それはたしかに一面的には事実である.しかし,そうでない方法というのも存在する.資源は有限であり,私達はそれを後世に伝えて行かなければいけない.そのことを認識すれば,今までとは違った道を選ぶというのは自然なことであろう.2013/05/01

kubottar

3
太陽電池+電気自動車の時代が早く来る為には革命みたいなものが必要ということだと思う。既得権益がちがちの日本ではなかなか難しいのはわかりますが、私たち一人一人が明るい未来を考えることが急務ですね。2011/02/17

K

2
太陽電池と電気自動車を通して次の文明への想いが伝わってくる。やはりこういう分野でもいかにネットワークと制度を構築するかが重要。著者の「誰もやらないが、やろうと思えば実現できそうな分野へ」の視点とそこに至るまでの話は面白い。が、criticalなのは結局莫大な予算投入というのは夢があるんだかないんだか。。こちらは文明・エネルギーという大きな視点ですが、ビジネス面だと「技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか」がおすすめです。2010/01/30

1962

2
面白い話ですが、やや冗長であり半分くらいのページで説明できるのでは? 化石燃料を燃焼してエネルギーを得る文明から脱却し、太陽光を利用した太陽光発電によるエネルギーを活用する文明に転換する必要がある。 そのためには、古い技術(化石燃料ベースの産業)に基づく産業構造からの脱却が必要→結構困難 これを実施するには、世論の後押しが必要。二酸化炭素を放出しないエネルギー革命を起こすことにより、温暖化を防止する。 現在の産業を支えている技術は100年前に確立した技術を基礎としており、現在の技術を生かした産業構造にす2009/07/31

stuccohome

1
著者の開発した電気自動車よりも、さらっと周辺技術として述べている自動運転が実現しそうで、技術や文化の予想は難しいものだと改めて感じた。ひとり勝ちの後に、逆風に煽られる時勢では確かに脱「ひとり勝ち」の考えは見直されるべきと思う。2016/02/08

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