内容説明
生まれてきた子どもの誰もが幸せになることを考えるためには、親の役割を中心におきつつも、地域、国や地方自治体などにより、何重にも支えるソーシャル・サポート・ネットワークと資源整備が重要だという立場から、子ども家庭福祉を市町村という生活をする地域の中で作り上げていく必要性を論じた労作。
目次
第1章 市町村中心の子ども家庭福祉行政実施体制再構築の必要性とその理念
第2章 子ども家庭福祉の再構築の必要性とその視点
第3章 子ども家庭福祉行政実施体制を取り巻く地方間分権の潮流
第4章 協議会型援助による市町村役割強化の可能性と本研究における仮説
第5章 子ども家庭福祉の体制再構築に向かう市町村が克服すべき課題
第6章 市町村中心の子ども家庭福祉の体制再構築とその課題の実証的検討とその方法
第7章 市町村中心の子ども家庭福祉の体制再構築における克服すべき課題とその背景
第8章 市町村を中心とする子ども家庭福祉行政実施体制再構築に向けた総括的考察
著者等紹介
佐藤まゆみ[サトウマユミ]
1981年生まれ。淑徳大学大学院総合福祉研究科社会福祉学専攻博士後期課程修了、現在、和洋女子大学家政学群助教、博士(社会福祉学)、社会福祉士、保育士。日本子ども家庭総合研究所嘱託研究員、筑波大学、埼玉大学非常勤講師などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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