内容説明
視覚障害者のガイドヘルプにとって本当に大事なこととは何か?利用者が実際に体験したガイドヘルパーの心ない言葉や行動、それによってさらされる危険。「世話をしてあげている」といった上から目線や、ガイドのテクニック不足で負わされたケガなどの実例をあげつつ、後半では手引きの考え方や基礎知識をNG集やQ&Aも使って分かりやすく解説。ガイドヘルパー、訓練士はじめ視覚障害関係者心備の書。
目次
第1章 ヒトミさんが語るガイドヘルパーあれこれ!
第2章 質問に答えて
第3章 視覚障害の理解と手引きの考え方
第4章 移動介助の基礎知識
第5章 ガイドヘルパー養成中のNG集(状況説明の巻)
第6章 視覚障害者の手引きQ&A
著者等紹介
速水基視子[ハヤミキミコ]
大阪市出身。1978年クローン病を発症。1985年網膜色素変性症と診断され、7年後、全盲となる。失明後、結婚、出産、育児の中、試行錯誤を繰り返しながらの生活となり、見えなくてもスムーズな生活が送れるよう、ワンポイント・アドバイスを盛り込んだ著書、『キミちゃんのえがお』を出版する。上記作品がドラマ化されるなど、テレビ、ラジオにも多数出演している。その後、自分自身の難病と失明を綴った『難病と視覚障害と宝物』を出版し、現在、「視覚障害の理解」や「キミちゃんの生活術」といったテーマで、講演活動をしている
速水洋[ハヤミヒロシ]
和歌山県新宮市出身。1979年東北福祉大学社会福祉学部卒、盲重複障害者の更生援護施設勤務。1981年白杖歩行訓練士となる。現在、大阪市身体障害者団体協議会で在宅視覚障害者の訪問指導員として勤務。ガイドヘルプの技術の向上を願い、「同行援護従業者養成研修」の講師や視覚障害に関する講演活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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