内容説明
アイメイト(盲導犬)・ロミオとともに受けた三週間の歩行指導訓練の記録。アイメイトの使用者が犬たちとどのように出会い、どうやって信頼関係を築いているのか、その軌跡が一冊に。
目次
第1部 別れとハネムーン(1日目 2007年5月4日(金)
2日目 5月5日(土)
ロミオとの出会い ほか)
第2部 歩行訓練の始まり(3日目 5月6日(日)
4日目 5月7日(月)
盲導犬の神様との再会 ほか)
第3部 卒業(21日目 5月24日(木)
22日目 5月25日(金)
23日目 5月26日(土))
著者等紹介
松井進[マツイススム]
1871年千葉県に生まれる。1990年千葉盲学校卒業後、米国オーバーブルック盲学校インターナショナルプログラムへ参加。コンピュータープログラマーとしての訓練を受ける。1992年点字による公務員採用試験を経て千葉県庁入庁。千葉県文書館に配属となる。2005年4月21日より、人事異動で千葉県立中央図書館勤務となる。1993年盲導犬クリナムと歩き始める。1999年クリナムがリタイア。2頭目の盲導犬、アンドリューと歩き始める。2007年アンドリューがリタイア(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆうゆう
1
目からウロコ。二人三脚のようなチームワークだから、二人五脚。ウィットに飛んだ文章で、へぇ~っという世界。盲導犬の交代は言うなれば、人事異動みたいなもの?でしょうか。パートナーとの訓練を試用期間に例えるなら、やっぱり生活するうえでの毎日の勤務を勤める同僚のようなものでしょう。全ての人とワンちゃんが幸せなシステムが広がるといいなと思います。2013/12/12
虹の蛇
0
視覚障害者と共に歩む相方を「アイメイト」と言うんですね。街中で普通の人とほぼ同じ速さで歩いているので盲導犬とはすごいなと思っていたのですが、やはり事前に人もみっちりと訓練が必要なのですね。納得です。2011/03/04