目次
序章 金時鐘を“読む”ということ―呉世宗『リズムと抒情の詩学』のために
序章 「短歌的抒情の否定」が目指すもの―「まみれることのない純粋な短歌」から、「垢じまない抒情」へ
第1章 「短歌的抒情」の形成史
第2章 『乳色の雲』から『再訳朝鮮詩集』へ
第3章 小野十三郎と金時鐘
第4章 初期詩篇論―『長篇詩集新潟』に至るまで
第5章 “道”と自己
第6章 意志について
第7章 自己変容を通じた世界の開示―浮上する歴史と他者の生
結論 リズムと抒情の詩学
著者等紹介
呉世宗[オセジョン]
1974年生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科博士課程修了、博士(学術)。現在、東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」(UTCP)特任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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