知的障害者が入所施設ではなく地域で生きていくための本―当事者と支援者が共に考えるために

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  • サイズ A5判/ページ数 140p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784903690551
  • NDC分類 369.28
  • Cコード C0036

内容説明

日中活動、働き場さがし、住まい、ヘルパー、恋愛、結婚…知的障害者が地域での自立生活、「生きる」ことを繋ぎ、回していくために必要なこと。当事者と支援者がともに考え使うマニュアルとして好評を得た旧版に、仲間の死という厳しい現実に直面する中、支援の失敗とこれからの方向性を真摯に綴った新章をはじめ、制度面での変更など大幅な修正を加えた全面改訂版。

目次

第1章 入所施設を出て地域で生活するためのマニュアル―当事者版(自立生活をするまで;相談をする ほか)
第2章 自立生活をしている仲間の生活(ピープルファースト東久留米の活動について;仲間からのメッセージ ほか)
第3章 施設や親元から自立するまでの経過(入所施設を出て出身地のグループホームへ(Aさん)
実家からグループホームへ移り、1人暮らしへ(Bさん) ほか)
第4章 入所施設を出て地域で生活するためのマニュアル―支援者版(施設を出るまでの支援;施設や家族、福祉事務所(市役所)などの関係者との話し合い ほか)
第5章 支援の失敗とこれから(失敗の原因;1つの団体が抱え込むことの問題 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やっさん

112
★★☆ 障害者の自立支援は大事だけど、独り暮らしや金銭管理をさせることが必ずしも本人の幸せに繋がるのだろうか。「自立を願う家族の思いが、結果として自立を妨げる(p.136)」という記述が生々しく響く。2020/07/23

tu-ta

2
http://tu-ta.at.webry.info/201108/article_9.html で5章の支援の失敗について触れ、少し言及している。2011/08/09

鈴蘭

0
知的障害者が施設から出て、地域で一人暮らしするための方法が書かれている。第5章では支援していた女性2人が亡くなるまでの記録、問題点などが書かれていた。2017/07/18

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