内容説明
裁判員制度の本質とは!?導入の真の狙いとは何か!この、失敗した構造改革と悪しきポピュリズムの思想に染まった欠陥制度と、どう向き合い、どう突き崩していくか、裁判員辞退・拒否の具体的方法にも踏み込んで、その大義を明かす、この時代必読の書。
目次
序章 「国民の司法参加」なのか
第1章 裁判員制度はなぜ導入されたのか
第2章 裁判員制度はわが国の刑事裁判にどのような影響を与えるか
第3章 裁判員制度はわれわれの社会に何をもたらすか
第4章 「国民の司法参加」はどうすれば可能か
終章 いまわれわれがなすべきこと
著者等紹介
岡島実[オカジマミノル]
1964年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。在学中にアフリカ・インドを放浪。帰国後反アパルトヘイト市民運動に関わる。1989年、民法の夫婦同姓の規定は違憲とする家事審判申立てを行った。1999年司法試験合格。2001年弁護士登録(沖縄弁護士会)。2003年第九法律事務所開設。琉球大学法文学部講師(刑事訴訟法)。2009年現在、日本弁護士連合会人権擁護委員、沖縄弁護士会高齢者・障害者権利擁護特別委員長、沖縄県福祉サービス運営適正化委員長。難聴の障害があり、障害者の人権活動に関わるほか、沖縄の環境、基地問題などに取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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