教員のための子ども虐待理解と対応―学校は日々のケアと予防の力を持っている

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  • サイズ A5判/ページ数 234p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784903690339
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C0036

内容説明

学校は、虐待を発見し、虐待されている子どもを見守り、そして「日々のケア」と予防の機能を持っている!幼稚園、小学校、中学校から高校にいたる管理職を含む教職員が、子ども虐待について基本的な理解を深め、学校で遭遇する可能性のある虐待事例に対応するための必備の書。教員をめざす学生の教科書にも対応。

目次

第1部 子ども虐待をとらえる基本的視点
第2部 虐待対応の実際(虐待問題の学校危機管理;スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーと子ども虐待;児童相談所からみた教育と福祉の連携)
第3部 ケアと予防の教育実践(児童養護施設の子どもを中心に捉えて;「いのちの教育」の視点から―子ども虐待と予防)
第4部 子どもの権利と子ども虐待の教育学(教育学の視点からみた子ども虐待問題;近代日本における子ども虐待と子どもの権利)
第5部 子ども・親・家族のさらなる理解のために(児童精神科と子ども虐待;非行問題としての虐待問題のあらわれ;虐待者・家族;生涯人間発達論からみる子ども虐待)
付録

著者等紹介

岡本正子[オカモトマサコ]
1974年京都府立医科大学卒業。大阪市立小児保健センター、大阪府立精神医療センター・松心園、大阪府こころの健康総合センター、大阪府中央子ども家庭センターを経て、2003年9月から大阪教育大学教育学部教授。日本児童青年精神医学会評議員。日本子ども虐待防止学会評議員

二井仁美[ニイヒトミ]
1990年奈良女子大学大学院人間文化研究科博士課程単位取得退学。日本学術振興会特別研究員、大阪教育大学講師を経て、1995年より大阪教育大学准教授

森実[モリミノル]
1984年大阪大学大学院人間科学研究科後期課程単位取得退学。大阪教育大学講師、助教授を経て、2004年から大阪教育大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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