内容説明
援助者の力だけではどうにもできない、自閉の特性とは何か?用済みになった情報をなかなか排出してくれない、やっかいな脳を持つ著者が語る、脳内ファイル軽量化ブック。
目次
シミが残る・シワが残る・亡霊が残る
実はだれにでもある情報の便秘
終了しなかったことは残りやすい
脳の空きスペースを奪い合う人工のゴミたち
荷造りコストの高い脳
これが合宿免許体質だ
スルーできない脳は情報で疲労する―その三つの原因
先着一名様が全画面表示になる脳
無駄に解像度の高い脳と情報疲労
詰まりやすい粘着情報との闘い方
最初から入れない
入ってからふくらむ情報を、水ぎわでくい止めるには
ついでについてくるものを入れない
入ってしまったものを追いだすには―スルーできない人たちの生態
テキスト化でファイルは軽くなる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きたむ
2
今、何かが全画面表示になってないか?とか、情報など増えすぎて詰まってないか?空きスペースがなくなってないか?意識できて調整できるようになれたらいいんだけど…(..)2015/10/17
くま
2
完全に合宿免許体質。コツコツやるのが難しいのは脳みそのお陰だっていうことが分かり、そういう体質を活用して色々できそうな気がした。後、情報ダイエットはしていきたい。2015/05/21
BECHA☆
2
面白かった。ちょっと厚いけど目からうろこが落ちる情報が一杯。他人事じゃありませんよ、って感じであるあるが詰まってます。2015/02/01
ミテイナリコ
2
たとえがわかりやすい。脳味噌の不具合あるある。2011/12/05
paluko
2
「自閉」症というと語感から、周囲の事物との関わりを拒否するのが特徴のように思ってしまうけど全然違う…ことがわかった。脳の不具合をコンピュータに例えると非常によくわかってしまうというのはなんかフシギ2010/10/15