内容説明
「泣きながらでも、親の偏愛をけっ飛ばし」、「あってはならない存在」とされることの差別を暴いて、自立生活運動、障害者運動を牽引した「青い芝の会」の脳性マヒ者、横塚晃一。その不朽の名著、未収録の書き物、映画『さようならCP』シナリオ、追悼文、年表などを大幅に補遺した決定版として、待望の復刊。
目次
『母よ!殺すな』(脳性マヒとして生きる;差別以前の何かがある;ある障害者運動の目指すもの;『さようならCP』上映討論集;付録・亡き夫の介護ノートより(横塚りゑ))
補遺(横塚晃一・未収録の書き物と発言;横塚晃一への追悼文;シナリオ・さようならCP;青い芝の会・歴史)
著者等紹介
横塚晃一[ヨコズカコウイチ]
1935年12月7日埼玉県生まれ。52年6月整肢療護園へ入園、小学6年に編入され、53年3月小学校卒業。同年4月中学校入学、54年12月児童福祉法適用切れにより退園、以後不就学。55年4月国立身体障害センター入所、56年3月同センター終了。64年マハラバ村に参加、66年関口りゑと結婚、69年2月マハラバ村を出て川崎市生田に移る。70年5月「青い芝」神奈川県連合会副会長及び会長代行。71年3月川崎市有馬に移転、同年9月長男信彦誕生。72年11月「青い芝」神奈川県連合会会長。73年10月~日本脳性マヒ者協会全国青い芝の会総連合会会長。76年8月~全国障害者解放運動連絡会議代表幹事。77年8月都立駒込病院に入院。1978年7月20日、同病院にて胃ガンのため死去、享年42歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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