目次
第1章 「幼子」は人生にとってどんな時期か(幼児期は人生の土台を作る大事な時期;子どもと大人は「対等」の関係;子どもの生き方を見ながら親が育つ;就学前に「喜怒哀楽」に加え、「疑う」という能力を育てることが大切)
第2章 「絵本」とは何か―絵本の源流を訪ねて(「農耕創始」にはコミュニケーションの進展が必要であった;絵・絵本は人類文化の本流である;宮沢賢治・イーハトーブ賞を受賞して考えたこと;「幼児期こそ人生の根幹」を合言葉に新しい「イソップ物語」を作るとき)
第3章 ジャーナリズムの本質とその威力(絵本にもジャーナリズム精神が必要なのではないか;ジャーナリズムの本質;ジャーナリズムの威力;「言論の自由、出版の自由」で最も恐ろしいのは自己規制)
第4章 今、人類の喫緊の課題とは何か(人類はあと何年地球に生き残れるか;現在の体制を作っている土台の崩壊;同情は連帯を拒否したときに生まれる;子どものいじめの問題は大人のいじめの問題;対立するものが一対になって命が生まれる)
第5章 拝むなら、自分を拝もう(「ケ・セラ・セラ」のない新しい子どもたちに期待している;拝むなら自分を拝め、賽銭出すなら自分に渡せ)
著者等紹介
むのたけじ[ムノタケジ]
武野武冶。1915年1月、秋田県仙北郡六郷町(現在は美郷町)に生まれる。東京外国語学校スペイン語科卒業。報知新聞社を経て朝日新聞社に移り、中国特派員や東南アジア特派員などを歴任。1945年8月15日、新聞人として戦争当時のことを反省して退社。1948年2月、郷里の秋田県横手市で週刊新聞『たいまつ』を創刊し、78年休刊(780号)するまで、戦争、平和、教育、農業問題など多方面に亘って言論活動を続けた。『たいまつ』休刊後も、著述や講演を通じてジャーナリスト活動を続け、2001年、第12回農民文化賞を受ける。2003年12月、秋田県湯沢市で「平和塾」を開講(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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とよぽん
林克也