内容説明
人類の進歩は、移住による新しい環境への適応という行為と深く結びついている。さまざまな障害を乗り越え、いかに人類は社会的・政治的・環境的現実に適応してきたのか?旧石器時代から現代にいたるまでの歴史を、移住という観点から、豊富な写真・絵・図表を用いてわかりやすく解説。「移住から見た人類の歴史」。
目次
第1章 人類の黎明期
第2章 古代世界
第3章 中世世界
第4章 拡大する世界
第5章 産業世界
第6章 新世界
第7章 現代世界
著者等紹介
キング,ラッセル[キング,ラッセル][King,Russell]
サセックス大学地理学教授。「民族・移民研究ジャーナル」編集長。イングランドのレスター大学やダブリン大学トリニティ・カレッジで地理学を講じたのち、1993年に現職のサセックス大学に移っているが、その間、マルタ大学やネゲヴのベン・グリオン大学、トリエステ大学、コーネル大学などで講壇に立っている
蔵持不三也[クラモチフミヤ]
1946年栃木県今市市(現日光市)生まれ。早稲田大学文学部卒。パリ第4大学(ソルボンヌ校)修士課程・パリ高等社会科学院前期博士課程修了、早稲田大学人間科学学術院教授。博士(人間科学)。文化人類学(フランス民族学・歴史人類学)専攻。訳書:E・バンヴェニスト『インド=ヨーロッパ語諸制度語彙集1・2』(共訳、言叢社、日本翻訳文化賞)ほか多数
セルデン,リリー[セルデン,リリー][Selden,Lili]
翻訳家。2001年、日本文学博士号取得(ミシガン大学)。1999年以来、ノートルダム大学、コロンビア大学、オバリン・カレッジ、ボードウィン・カレッジなどで文学・キネマ・言語の講義担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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斑入り山吹