大澤真幸THINKING「O」〈第8号〉「正義」について論じます

個数:

大澤真幸THINKING「O」〈第8号〉「正義」について論じます

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月21日 00時40分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 105p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784903500409
  • NDC分類 305
  • Cコード C0036

内容説明

宮台真司×大澤真幸、“10年代の世界”へ向けて初対談、ついに実現。

目次

対談 正義は可能か?(宮台真司×大澤真幸)(善と正義の違い;「市場か再分配か」は遅れた議論;「みんな」は本当は「みんなで」ではない;沖縄の自己決定的な自立;資本主義の持続可能性 ほか)
論文 二つのミメーシス―宮台真司の論を手がかりにして(感染的模倣;「理想自我」と「自我理想」;利他的行為の倒錯;もうひとつのミメーシス)

著者等紹介

大澤真幸[オオサワマサチ]
1958年生まれ。社会学博士。『THINKING 「O」』主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

24
社会をつくっていく利他性をどうやって求めていくかに関して、ふたりの対談で言及されたのが「感染」です。それには感染する「スゴイ人」の登場が不可欠なのか、それとも、思わずそうしてしまう非日常的な時空の開かれはどうあるべきなのか、という投げ掛けで対談は終わっています。対談を受けて大澤は、真に「スゴイ人」とは、理想自我と第三者の審級としての他者の眼が重なるような他者なのではないかと。他方、キリストに代表される普遍性が特異性へと下降することこそ、自己顕示にならない真の利他性といえるのではないかと考察を深めています。2018/08/31

takizawa

5
宮台先生と大澤先生が朝カルで行った対談が元になっている本。弱い個人をグローバルな資本主義の嵐に剥き出しにしないためには包摂的な大きな社会が必要。でも大きな社会ってどうやって作るの?という疑問に対してヒントになりそうな議論をしている。キーワードは模倣的感染。感染動機を誘発する利他的な人は資本主義の論理では説明できないような行動をしている(絶対に得にはならないだろう。でもあの人みたいになりたい)。この不合理さに市場主義を乗り越える鍵があるんじゃないか,と。2011/01/31

liverpool0810

4
再読。今回個人の行動指針のヒントを求めて読み直しての気付きとしては、コミュニタリアンとリバタリアンを「近接性」というキーワードにおいて共通するとして括っているが、この「近接性」という概念は想定以上に、これからは大事かもしれない(近接的な存在は血縁関係など物理的な距離が近い他者に限らない)。この種の感受性は、これからマクロには(経済的にも、社会的にも)日本が衰退していくことを考えると(あるいは仮定すると)、当然、抽象的には国家に頼れる度合いは相対的に減少するため個人レベルでは(とりわけ若者は)重要になりそう2011/01/16

じょに

2
何度か立ち戻っていい2010/11/11

井上岳一

0
宮台真司と大澤真幸の対話。最近の宮台のキーワードである「ミメーシス(感染)」についての良い解説書になっている。しかし、二人とも相当に衒学的で、ちょっと鼻につくのが残念。男のライバル同士の対話って、どうしてもこうなってしまうのだろね。2012/01/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/699135
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。