あたらしい教科書
あたらしい教科書〈3〉ことば

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  • サイズ A5判/ページ数 143p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784903267258
  • NDC分類 801
  • Cコード C1300

内容説明

「ことば」って何だろう?その深さとしなやかさを知る。脳科学・社会・身体・言語学4つの鍵から「ことば」をひも解く。

目次

第1章 言葉から何を学ぶか(人間は言語に牛耳られている;日本語とはどういう言語か? ほか)
第2章 言語の謎に挑む脳科学(サイエンスとしての言語学;文法中枢の発見)
第3章 からだとしてのことば(ことばは生きている;からだは語っている)
第4章 社会は「言語ゲーム」でできている(言葉から社会を考える;言葉はなぜ変わるのか?)
第5章 ことばをさらに学ぶために(言語思想の変遷;ことばの歴史 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

袖崎いたる

9
ざっくり言うと、加賀野井秀一からは言葉の内外についての示唆をいただき、酒井邦嘉からは国語と教育との相反する性格を教わり、竹内敏晴からは定義なしに用いる〈ことば〉の〈からだ〉性を窺い、橋爪大三郎には言葉の言葉による言葉のための言葉の構図を見せてもらった。2017/09/20

乱読家 護る会支持!

2
考える為の教科書シリーズ。現代思想、脳科学、社会学、演劇の立場から。言葉が無ければ人は思考できない。日本語は外来語を「てにをは」付けて話す二重構造言語。それが本音建前文化を生む。手話を使う人は、夢も手話、寝言も手話。赤ちゃんの脳は親が使っている言語を、覚え使いこなせるように出来ている。からだを通して言葉は伝わる。社会は言語ゲームで構成されている。権力者の支配、管理の道具として文字が発達した。などなど、、、二重構造言語の日本語でアサーションをする難しさがわかりました。2015/04/22

naof

1
竹内敏晴さんの章が印象的。こころとからだとことばは連動している。2010/08/06

朔風はっち

0
ことば2006/08/27

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