内容説明
知識経済化を加速させる所有から利用へ。ソフトウェアのサービス時代をリードする。SaaSの「利便性」が企業の経営資源の消費を抑え、「経済性」がベンダーの成長を後押しする。
目次
第1章 SaaSを巡る動き(ソフトウエアの所有からサービスの利用へ;SaaSを後押しする社会的変化;SaaSの潜在的成長力への期待)
第2章 ユーザー企業の利便性(「利用」は負荷の発生を抑える;「利用」のメリット;利便性にみるSaaSとASPの相違点;新たな付加価値が経営の質を向上させる中小企業の負の連鎖を断ち切る;SaaS+BPOという発想)
第3章 SaaSベンダーの経済学(経済学を知って賢く選ぶ;マルチテナントこそが利益の源泉;カスタマイズできるレベル;良好なユーザーインターフェース)
第4章 SaaSベンダーの見分け方(選択基準は「経営に資するか」;五つのチェックポイント)
第5章 SaaSの未来(最適の適用分野を読む;未来への布石)
著者等紹介
北原佳郎[キタハラヨシロウ]
日米両国での人材マネジメントと情報技術に関する経験を基に、1999年にソフトバンクグループにて総務・人事シェアードサービス会社を設立。2005年には、あらゆる規模の企業に向けた人事インフラの提供をミッションとするラクラス株式会社を設立。現在、同社代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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