内容説明
モノゴトを深く考える。「問題をとらえる切り口は、正しくユニークなのか?」「これから進むべき具体的方向は、どこか?」「なぜそうなるのか?それをやると、どうなるのか?」「どのように位置づければ、成功するのか?」。戦略コンサルタントの科学する力、判断する力でモノゴトの本質をとらえる。
目次
序章 戦略パワーを高める4つの力
第1章 フレーム力
第2章 コンセプト力
第3章 ロジック力
第4章 ポジショニング力
終章 4つの力を戦略構想と問題解決に応用する
著者等紹介
齋藤嘉則[サイトウヨシノリ]
(株)ビジネスコラボレーション代表。1979年東京大学工学部卒業、大手建設会社勤務の後、英国ロンドン大学ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)校にて経済学修士(MSc)を取得。その後、マッキンゼー・アンド・カンパニーの経営コンサルタント、92年米国大手家庭用品メーカー日本法人のゼネラル・ディレクターを経て、96年より現職。大手企業を中心に経営戦略やマーケティング戦略のコンサルティング、企業の戦略プラットフォーム強化のための戦略スキル開発、新規事業開発のためのナビゲーション、幹部教育や問題解決技法トレーニングなどの指導を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Qucchi
1
筋のいい戦略の立て方を、 (1)闘う領域をどのように定めるか(フレーム力) (2)一貫性をどのように作るか(コンセプト力、ロジック力) (3)競合とどのように差別化するか(ポジショニング力) に分けて紹介しており、読みやすくて学びが多かった。 2020/09/16
RNDMN
1
シンプルかつロジカルで、骨太で手触りのある文章。 戦略策定・問題解決に当たって基礎となるスキルについて、4つのコンセプト(フレーム力、コンセプト力、ロジック力、ポジショニング力)にまとめ、具体例を交えながら解説されている。 各コンセプトが何故大事なのか、それは具体的に何を指すのか、それぞれがどう繋がっているのか示しながら、全てそろって初めて有効な戦略策定・問題解決が図られる事が理解できた。 読みやすいが、内容が詰まっている本だと思う。2014/02/08
furuttto
1
問題解決力を鍛える4つの力を、解説にとどまらず、いかに実践していくかまで書かれた良書。事例も多くワクワクさせられた。何を、いかに、考えるかを示している点で類書とは一線を画している。2012/01/31
Shinya Ishihara
0
http://blog.goo.ne.jp/shinyability/e/4138e8de4157fcff117a9c45d52a49892008/07/06
ken
0
装丁が個人的に好き。フレームワークは独自で、ケースも端的で参考になりいいです。2010/06/22