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目次
1 リーダーシップに関する「誤解」を解く
2 「人を率いること」と「自分を律すること」について
3 戦略1 人を引きつけるビジョンを描く
4 戦略2 あらゆる方法で「意味」を伝える
5 戦略3「ポジショニング」で信頼を勝ち取る
6 戦略4 自己を創造的に活かす
7 「責任を引き受ける」ということ
著者等紹介
ベニス,ウォレン[ベニス,ウォレン][Bennis,Warren]
南カリフォルニア大学リーダーシップ研究所教授、初代所長。ハーバード大学センター・フォー・パブリック・リーダーシップの諮問委員会委員長。レーガン、カーターなど4人の大統領顧問、国際的大企業や各国政府のアドバイザーを務めるなど、その多彩な活躍で世界中から尊敬を集めるリーダーシップ研究の第一人者
ナナス,バート[ナナス,バート][Nanus,Burt]
南カリフォルニア大学経営学名誉教授。リーダーシップに関する著書多数
伊東奈美子[イトウナミコ]
東京外国語大学外国語学部アラビア語学科卒業。IT関連企業で広報・マーケティング業務に携わったのち、翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koichiro Minematsu
13
90人のリーダーが学んだ教訓や成功のエッセンスが抽出されている。予期できない変化の起こる現代において、リーダーは未来に意識を向け、どの方向から風に向かうのか選ぶことができる。臆病者がリーダーであった時代は一度もない!2016/07/14
Kentaro
6
マネジメントとリーダーシップはどちらも重要だが、両者には根本的な違いがある。インタビューに応じてくれたリーダーたちは自分をマネジャーではなく、リーダーであると見なしていた。彼らは「ビジョン志向」であり、「ハウツー」よりも、行動のパラダイム、つまり「正しい事をする」事に時間を費やしていた。リーダーは、組織の感情的・精神的資源(やる気等)を組織運営に活用する。それに対して、マネジャーは組織の物理的資源を使って組織を運営する。従業員が仕事に誇りと満足感を持てるようにするのは、マネジャーではなくリーダーの務めだ。2018/10/24
sas
5
マネジメントとリーダーシップの違いを教えてくれる本。「マネージャーはものごとを正しく行い、リーダーは正しいことをする」と分かりやすく定義している。そして、これからの時代にリーダーシップがいかに必要か、そしてどうしたら身につくかを、多くの経営者のインタビューから導き出している。 リーダーの立場にいる人、これから目指す人には必読の本だろう。2012/12/30
bibliomania
5
多くの方に読んでもらいたい。そして一度の読書では、勿体無く、何度も開きたくなる。時代・組織構造を含め、リーダーの変化・考え方・役割、マネージメントとリーダシップの本質、各業種における代表的なリーダーの話等を語ってくれる本書は、とてもリーダー論の専門書とは思えない。ページをめくるごとに、楽しい読書時間を提供してくれた!一種精神論の様に感じられる個所もあるが、それも含めてリーダーが持つべきビジョンも語られている。すぐれたリーダーの四つの戦略はポジショニングの大切さ、自己の創造への考察など非常に刺激的であった。2012/01/15
Yasutaka Hori
4
良書。リーダーとマネジャーは違う。それを意識してこなかった。いくかの言葉が特に心に残りメモをしましたが、その中でも「相手が自分を攻撃することを許す(ただし、同意ではない)」。これ、器が出るなぁ。そして、ここからは私の推論にはなるが、当然自己防衛のために相手を攻撃しないことは前提。「謙虚に受け止める」ことも大切だろう。ただし、そこから学習することは分かれる気がする。「攻撃された内容を考察すること」、「攻撃してきた人物の背景にある不満、満たされぬ自己承認欲求を知る」など。そこからどうアクションするか。。。2017/02/23