僕は僕でよかったんだ―学校に行かなかった32人との再会

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784903192192
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C0036

内容説明

不登校OBは、その後をどう生きてきたか。25年の活動から見えてきた、不登校・フリースクールの歴史。

目次

第1期 1985‐1989 開拓(有永宮子さん―「学校に行かないのは良い悪いじゃないよ、親との闘いなんだよ」と言われたことを今でもはっきり覚えています。;大久保一光さん―「中卒」で他に道がないと恐れずに、自分が未来をどうつくるのか、積極的に考えればいい。 ほか)
第2期 1990‐1994 発展(大山未来さん―シューレの写真講座の体験が、今のカメラマンの仕事につながった。;中澤淳さん―十代はあつい青春のひとこま。こころを豊かにしていたから、三十代の今を、生きていられるんだと感じています。 ほか)
第3期 1995‐1999 冒険(石井志昂さん―「このままじゃ自分が自分でいられなくなる」と飛び出した学校。入会してすぐ参加した、ログハウス建設。;天埜裕文さん―受容されているという感覚に救われた自分。小説を書いた後、ここからどう生きるか。 ほか)
第4期 2000‐2004 連携(渡邉広史さん―「日本でやれば、みんなが参加できる」帰国中の飛行機でひらめいた、世界中の人たちと交流する方法。;田中健一さん―ログハウス、IDEC、フリースクール全国ネット立ち上げ。その後、新たな世界に飛び込んでみる。 ほか)
第5期 2005‐2011 発信(窪田今日子さん―「あ、私笑ってる」と気づいた場所。自分を認めてくれていると実感した。;富山雅美さん―自分から発信する生き方を学んだシューレ。子どもや人を支える仕事をめざして。 ほか)

著者等紹介

奥地圭子[オクチケイコ]
1941年東京生まれの広島育ち。22年間公立小学校教師。1985年「東京シューレ」を開設。現在、NPO法人東京シューレ理事長、東京シューレ葛飾中学校校長、NPO法人全国不登校新聞社代表理事、NPO法人フリースクール全国ネットワーク代表理事、NPO法人登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク代表理事

矢倉久泰[ヤグラヒサヤス]
1940年大阪生まれ。元毎日新聞論説員(教育問題担当)。現在、教育ジャーナリスト。開設当初の東京シューレを取材した。障害児を普通学校へ全国連絡会会員、子どもの権利条約総合研究所会員。子どもの育ちと法制度を考える21世紀市民の会会員ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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sayuri.i

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こちらも参考になりました◎「頭で考える以前に自分の感情が『これは違う』と拒否することは、自分が生きる上で大切なバロメーター」。そうだよね!2016/03/15

jp1bxx

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フリースクール「東京シューレ」の卒業生の手記をまとめたものです。不登校でを経験した実際の体験記とその後にどう克服して社会に出ていったかがわかるのはタメになると思いました。中卒でも立派に働いている姿に感動します。実名で登場しているので説得力がありますね。2014/12/05

イプシロン

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学校に行かなくても自分で勉強すればいいじゃん!

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