出版社内容情報
あいつは結局、そこから逃げてしまった。
小泉・竹中の悪政を許したのは「B層」と言われた国民だった。
◎「便利」と「幸福」が混同し、「心」と「情報」が錯綜してしまった日本人
◎それらに乗じた竹中平蔵の操作と丸投げ
◎アメリカの言いなりになっただけの「民営化」
◎自民党だけでなく、国民の生活・文化まで「ブッ壊した」構造改革
◎ムダな「郵政民営化」に費やした小泉政権の5年
◎心地よいフレーズを受け入れるだけであった、国民の「無関心」
◎私物化が進行している340兆円の「郵政資金」と「郵政資産」
ほか。
内容説明
あいつは結局、そこから逃げてしまった。国民から幸せと340兆円を奪った男。「郵政民営化なくして改革なし」のフレーズを救世主の声のように讃え、小泉・竹中の悪政を許したのは、「B層」と言われる国民だった。
目次
第1章 無意識のうちに変化した国民感情
第2章 十年の政治、経済
第3章 竹中平蔵の登場
第4章 「郵政選挙」
第5章 「郵政改革」
第6章 「郵政民営化」のからくり
第7章 高齢社会の本番
第8章 世界同時不況の到来
第9章 くたばれ平蔵
第10章 「失われることのない十年」を求めて
郵政民営化の基本方針(巻末資料)
著者等紹介
藤澤昌一[フジサワショウイチ]
1944年東京中野に生まれる。1979年早稲田大学大学院商学研究科経営経済学修士課程修了。株式会社西の風新聞社代表取締役。株式会社藤澤設計代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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