感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
zoe
20
アカデミアに進む人、企業に進む人、働き始めてから取る人、出戻る人、留学する人、研究外へ進む人と、様々。取って環境が多いに変わったというような方もいれば、所詮通過点くらいのニュアンスの方もいる。個人個人で見れば、動機も将来の選択肢は色々。ただ、取得することが損になる世の中になることは避けたいと願う人は多いと思うのだけれど、博士を育成する費用に対する効果についての認識が日本では低いというのが、本の立場。ただ、還元率も定かではないところもある。→「科学立国の危機」へ。2019/05/05
☆ツイテル☆
2
フライヤー2021/09/04
Hiroshi Yamazaki
1
博士号を取った後の参考に、と思って手に取った一冊。とても満足できる内容でした。 博士号取得後にそれぞれの分野で活躍している方々の経験談を、数ページで分かりやすく綴られており、アカデミア以外にも様々な可能性があるのだな、と理解。 博士号がどんな資格かを示すエッセンスも読み取れるので、これから進学を希望する人、興味がある人はぜひ読んでみるといいのでは。2017/10/17
six-9
1
なかなか博士号をとった後に(研究者として大学に残らずに)就職した人の体験をまとめた本はなかったので、興味深く読むことが出来ました。僕の分野(材料科学)の博士の人は少なく、多くがバイオ系の研究者に偏っているのが唯一残念な点。2011/01/24
kim
0
世界に一緒に仕事ができるパートナーが見つけられるよう英語のコミュニケーションは必須。世界的な人脈がある人の方が役に立つ。お互いにレポートを査読してコメントをつけることができるピアレビュー制度。多くの研究者とコラボレーションすることが必要なプロジェクトが増えて行くため、マネジメントスキルとコミュニケーションスキル。2015/10/09