スピリチュアルワールド見聞記

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  • サイズ A5判/ページ数 321p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784903063225
  • NDC分類 147
  • Cコード C0095

内容説明

ある朝、サラリーマン植木不等式が目を覚ますと、目の前に突然天使が現れる。天使の説明によれば、なんと今、植木は目覚めたのではなく、死にかけているというのだ!!サイエンスライターでありながらスピリチュアルにすがりたい植木と、スピリチュアル世界の住人にもかかわらず科学主義者な天使。奇妙な2人組の珍道中がはじまる。

目次

幽体離脱
インターミッション「霊」
インターミッション「窓の外のテニスシューズ」
近代スピリチュアリズム
インターミッション「スウェーデンボルグ」
科学技術とスピリチュアル
スピリチュアルと意味
インターミッション「あの世」
霊魂のとらえ方

著者等紹介

植木不等式[ウエキフトウシキ]
会社員兼お笑いサイエンスライター。と学会(トンデモ本=「作者の意図とは別の意味で楽しめる本」の収集・批評を楽しむ同好の士の集まり。会員約120名)の運営委員も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蕃茄(バンカ)

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「躯殻は本体である。精神はこれが働らき即ち作用である。躯殻が死すれば精神は即座に滅ぶるのである。それは人類のために如何にも情けなき説ではないか、情けなくとも真理ならば仕方がないではないか。哲学の詩趣は方便的ではない、慰諭的ではない、たとひ殺風景でも、むき出しでも、自己心中の推理力の厭足せぬ事は言はれぬではないか。」中江兆民さんかっけぇっす2015/10/06

うさを

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表紙で手に取るのをためらう人もいるだろうなぁと思うものの、実のところ良書。スピリチュアルな体験の批判的・科学的な研究の紹介から始まり、近代スピリチュアリズムの歴史までを手広く扱っている。最終的には、スピリチュアルなものを否定するのではなく、科学や社会とのかかわりを紹介しながら、なぜそれが必要とされたのかを問うような内容になっており、刺激的だった。死にかけの霊魂が天使に導かれてスピリチュアルワールドを探訪するという道具立ては、僕は悪くないように感じた。2011/12/10

とよきち

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近代スピリチュアルの歴史といった感じでちゃんと纏められてる本だけど、天使と主人公のかけあいがいまいち面白くない2009/08/19

いちはじめ

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ギャグが空回りしている感はあるが、内容自体は悪くない2008/07/21

ぷくらむくら

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駄洒落は多いが、真面目な本2008/06/10

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