出版社内容情報
(本の内容)
世界でシリーズ2000万部の哲学風(?)爆笑マンガ。待望の日本語版が登場しました。マファルダは、おとなとやり合うおませな女の子。人間や世界の現状に関心があり、ときには、おとなの心臓を直撃する。野菜スープが大嫌い。ガルシア・マルケスやウンベルト・エーコも絶賛する、アルゼンチン生まれ4コマ・マンガの傑作です。ウンベルト・エーコは、マファルダを「現代の英雄」として紹介しています。
「マファルダは『現代の英雄』である。この言葉が、キノが描いた漫画の小さな主人公を表すのに大げさだとは、私はいささかも考えない。上質の漫画は社会のバロメーターにもなる。」(本書「イントロダクション」より抜粋)
60年代に登場したマンガですが、マファルダたちの考え方はいまも古びることがありません。ヨーロッパ・南米では、キャラクターグッズが売られるほどの人気です。アルゼンチンの「ドラえもん」とか「サザエさん」、あるいは南米の「ピーナッツ(チャーリー・ブラウン)」とも言われていますが、これを機に、傑作漫画「マファルダ」をぜひ読んでみてください。でも、電車の中で読むときは、笑いすぎに注意!
(著者紹介)
キノ(QUINO)
ホアキン・サルバドル・ラバド・テホン(愛称はキノ)
1932年、アルゼンチンのメンドサに生まれる。漫画家。
(訳者紹介)
泉 典子(イズミノリコ)
東京外国語大学大学院修士課程終了。
訳書に、S・タマーロ『心のおもむくままに』(草思社)、F・アルベローニ『エロティシズム』(中央公論社)、L・リカルツィ『きみがくれたぼくの星空』(河出書房新社)などがある。
内容説明
世界でシリーズ2000万部のベストセラー。アルゼンチン生まれの哲学風(?)爆笑マンガ。
著者等紹介
キノ[キノ][Quino]
ホアキン・サルバドル・ラバド・テホン(愛称はキノ)。1932年、アンデス山脈の麓、アルゼンチンのメンドサに生まれる。1963年、ふきだしのない漫画を集めた第1作『Mundo Quino(キノの世界)』を刊行。1964年、新しい漫画「マファルダ」が週刊誌Primera Planaにはじめて載る。1966年、新聞に連載された「マファルダ」を集めた本が出版され、これをきっかけにしてマファルダ・ブームが起こる
泉典子[イズミノリコ]
東京外国語大学大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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龍國竣/リュウゴク
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