内容説明
英国の小さな港町から旅立ったビート・グループは、やがて世界的な名声を手中に収めることになる。彼らに一体何が起こったのか?彼らはなぜ歴史にその名を残すまでになったのか?ダンス・ホールで鳴り響いていたロックンロールを芸術へと昇華させた、ポール・マッカートニーの好奇心旺盛な音楽的実験を一冊にまとめたファン待望の書籍。ポール・マッカートニーは現代のルネッサンスマンである。
目次
ブラスバンド、レコード、そして分類棚
影響、記憶、そしてビートルズ
夢想狂/どんちゃん騒ぎ/ドラッグ・パーティにおける「カーニヴァル・オブ・ライト」
ヴェジタブルからフリーシアイまで(そしてその逆さまに)
ムーグとグラスで作られた音楽
イージー・リスニングの逆襲と“あふれるほどのメロディ”
羊の皮のマスクから変名まで(そしてメエエ)
ラジオとギズモトロンで作られた音楽
ザ・チャプター・ナイン・リミックス
“カエルの合唱からはるかに遠く”〔ほか〕
著者等紹介
ピール,イアン[ピール,イアン][Peel,Ian]
1972年生まれ。音楽ジャーナリストとして、ザ・ガーディアン紙や『DJ』誌をはじめとした多数の音楽雑誌や新聞に寄稿。また、ラジオのDJや音楽制作にもたずさわり、その該博な知識を生かしたアーティストとしても活動している
角松天[カドマツテン]
1964年東京生まれ。出版社勤務を経て、現在はフリーランスで翻訳にたずさわるほか、取材・編集・記者として活動。おもに関心の深いジャンルは、英米のロック・ミュージック、ノンフィクション全般
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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№9
nuno