内容説明
「人間の心」を描き、「人間の考え」に迫る。障害があることで本当の心が表現されやすく、どう考えるかも見えやすい。それは障害がある人の問題ではなく、人間だれしもの心と考え方の問題である。
目次
第1章 こどもの心・おとなの眼(「完全」と「欠損」;「正常」と「異常」 ほか)
第2部 ひとのこころ・人間の眼(「自力」と「他力」;「無意識」と「自意識」 ほか)
第3章 障害・存在(「混乱の世界」と「自己疎外」―アスペルガー症候群の人から見る世界;「発達」と「退行」―「退行」をどう生きるか ほか)
第4章 人間・思想(「自己実現」と「他者実現」―人間の世界)
著者等紹介
高谷清[タカヤキヨシ]
1937年、京都に生まれる。京都大学医学部卒業。前、びわこ学園医療福祉センター草津園長。現在、小児科医師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。