「私、バリバリの認知症です」

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  • サイズ A5判/ページ数 162p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784902244540
  • NDC分類 493.75
  • Cコード C0036

目次

1 今、この自分にできることは何だろうか?(「太田でございます」;「私の病名は認知症です」 ほか)
2 私は、私の名前がもう書けません(「記憶がポッと消えるんです」;「私は、私の名前がもう書けません」 ほか)
3 忘れてもいいじゃない、いいさ(「視野が狭くなります」;「時計の針がよめません」 ほか)
4 太田さんを通してみた認知症(早期診断の重要性について;認知症の告知について ほか)

著者等紹介

太田正博[オオタマサヒロ]
1949年福井県小浜市にて出生、日本福祉大学卒業。卒業後すぐに長崎県職員として就職し、長年にわたり福祉関係の仕事に従事する。2002年3月、若年性アルツハイマー型認知症の診断。2004年7月、診断告知を受ける。2005年3月退職。翌4月から講演活動を開始

菅崎弘之[スガサキヒロユキ]
1962年東京都生まれ。児童・思春期を神奈川県川崎市にて過ごす。1987年長崎大学医学部卒業。1994年同大学院卒業、学位論文:在宅痴呆老人の介護者の精神的健康状態に関する研究。2001年すがさきクリニック開業。(社)呆け老人をかかえる家族の会長崎県支部顧問、長崎大学医学部非常勤講師、長崎臨床痴呆研究会代表世話人

上村真紀[ウエムラマキ]
1990年長崎大学医療技術短期大学部作業療法学科卒業後、同大学同学科文部教官助手などを経て、2001年すがさきクリニック勤務となる。日本作業療法士協会認定作業療法士、SST(Social Skills Training:生活技能訓練)普及協会認定講師

藤川幸之助[フジカワコウノスケ]
詩人、児童文学作家。1962年熊本県生まれ。長崎大学教育学部修士課程修了。日本児童文学者協会会員。介護体験の著書をもとに制作されたラジオ番組「マザー・詩人藤川幸之助が綴った母との瞬間」が平成16年度民間放送連盟賞最優秀賞受賞、文化庁芸術祭参加作品となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ochatomo

8
図書館の棚より 痴呆から認知症へと変わり始めた頃の出版 50歳頃から若年性認知症となり車の運転が危険になったことから診断告知され講演活動も始める 藤川幸之助さん「ライスカレーと母と海」から「こんな所」という詩が紹介されていてよかった 2006刊2024/04/03

かめぴ

3
泣きそうになった・・。認知症についての概念が根本から間違ってた事に気づかされた。こーだったのか。物凄くツライ病気だと思ってたけども、救いはあるし希望はあるな・・と思った次第。2010/06/06

huyukawa

1
相手のことを考えるためには、障害をもっている方の話をきかないといけない。とても勉強をさせてくれる。感謝をします。2016/12/29

しほりさん

1
認知症の人がその人らしく生きていくには、多くの人が正しく認知症を理解すること、認知症という病名では無くその人を知ることが大切なんだと学んだ。福祉の道を歩むわたしにとって、初心忘れるべからず、な本でした。2013/01/24

Sosseki

0
髄分明るい人で救われる。アルツハイマーなので普通の認知症とは少し違うのだろうか。2014/09/15

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