ダライ・ラマ 科学への旅―原子の中の宇宙

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 267p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784901679428
  • NDC分類 180.9
  • Cコード C0015

内容説明

量子物理学や宇宙論から生命科学まで、仏教の生命観や倫理観を通じて現代科学の世界観を検証し、ブッダの智慧で地球の未来を探る。望遠鏡やフィルム映写機に夢中になった少年時代から、現代を代表する科学者たちとのスリリングな対話まで、思いやりある生き方と人類の未来を見すえ、ダライ・ラマ14世が語る科学の世界への思索の旅。

目次

序章
第1章 これまで考えてきたこと
第2章 科学との出会い
第3章 相対性理論、量子物理学、仏教の「空」
第4章 ビッグバンと仏教の宇宙
第5章 進化論、業、心の世界
第6章 意識とは何か
第7章 意識の科学へ向けて
第8章 意識の世界を探る
第9章 新しい遺伝学と倫理
終章 科学、精神性、そして人類について

著者等紹介

ダライ・ラマ[ダライラマ][Dalai Lama]
ダライ・ラマ十四世テンジン・ギャツォ。1935年、チベット東北部アムド地方に生まれる。二歳のときにダライ・ラマ十三世の転生者として認定される。1950年、チベットの政治・宗教の指導者となる。1959年、中国のチベット侵攻による情勢悪化を受け、インドへ亡命。インド北部のダラムサラにチベット亡命政府を樹立して現在に至る。1989年、ノーベル平和賞受賞。1987年以来、最先端で活躍する各国の科学者たちと「心と生命」に関する討議を開催し、科学と仏教の対話を推進している

伊藤真[イトウマコト]
1965年、東京生まれ。翻訳家。京都大学文学部、佛教大学文学部卒業。佛教大学大学院(仏教学専攻)修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。