モラルのある人は、そんなことはしない―科学の進歩と倫理のはざま

個数:

モラルのある人は、そんなことはしない―科学の進歩と倫理のはざま

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784901510981
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C1012

出版社内容情報

倫理は科学の暴走を制御できるか―。クローンと臓器移植、先端生殖医療、安楽死と自由、性と法の関係など、現代科学と倫理の葛藤を考察し、すべての市民と科学者がもつべき良識を説く。フランスの著名科学者による科学エッセイ。

倫理は科学の暴走を制御できるか―。
クローンと臓器移植、イデオロギーとしての遺伝学、限界なき生殖医療、安楽死と自由、性と法の関係など、現代科学と倫理の葛藤を考察し、すべての市民と科学者がもつべき良識を説く。「お前は理性的かつ人間的であれ」という、自殺した父の遺言の意味を半生をかけて考え抜いた遺伝学者の科学エッセイ。

はじめに

序 章 科学の進歩とその逸脱

ヒト胚の見方/治療のためのクローン技術は可能か/「遺伝子信仰」の荒波/生命に意味を与える


第1章 「私」はいかにしてつくられたか

父と母の家系/思春期の一言/革命を夢見たころ/医者になる/父の自殺と遺言の謎/臨床医から研究者へ/優れた女性たち/わが愛情生活の破綻 53
人間の条件/倫理に普遍的な基盤はあるか


第2章

内容説明

倫理は科学の暴走を制御できるか。クローンと臓器移植、イデオロギーとしての遺伝学、限界なき生殖医療、安楽死と自由、性と法の関係など、現代科学と倫理の葛藤を考察し、すべての市民と科学者が持つべき良識を説く。自殺した父の遺言の意味を半生をかけて考え抜いた、著名な遺伝学者の科学エッセイ。

目次

序章 科学の進歩とその逸脱
第1章 「私」はいかにしてつくられたか
第2章 自由と尊厳のせめぎあい
第3章 法と倫理は両立するか
第4章 生殖医療の見えない限界
第5章 ヒトは遺伝子の奴隷か
第6章 科学が精神に入りこむとき
第7章 脱人間的な、あまりに脱人間的な
第8章 逸脱した医学の堕落

著者等紹介

カーン,アクセル[カーン,アクセル][Kahn,Axel]
1944年生まれ。医師、遺伝学者。12年間にわたり国家倫理諮問委員会のメンバーを務める。現在、国立保健医学研究所研究部長ならびにパリ・デカルト大学学長。本やテレビを通じて生命倫理やバイオテクノロジーについて意見を述べ、啓蒙活動を展開

林昌宏[ハヤシマサヒロ]
1965年生まれ。立命館大学経済学部卒業。翻訳家として多くの話題作を提供(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえ

6
「ある人物が、変異した遺伝子を生まれてくる子どもに受け渡す危険性がある、という事実を知らされた場合を想像してほしい。その人物の両親の一方、兄弟、あるいは従兄がすでにハンチントン病であることが判明している。出産を計画した人物は、出生前診断を要求したが…胚検査が陽性であった場合…自身にも作用することを意味する。子どもがほしいと願う女性は、自分の細胞内にも、自らを不可避な形で苦しめる呪われた遺伝子が宿っていることを悟ってしまう…この難問を克服するために提唱される解決策のなかで、完全に満足のいくものは一つもない」2015/09/12

メルセ・ひすい

2
15-85★5まず私の家族観、宗教観、政治的な信条、個人的な事件を述べる…カントに不同意!「理性的かつ人間的であれ!」1789年『人間と市民の権利宣言』(人権宣言) ☆「すべての人間は尊厳と法律において生まれながらにして自由で平等であり続ける」恐怖!生命の商品化。仏★国家倫理諮問委員会⇒★★「身体は人格そのものであって、だからこそ神聖なものである。人体の組織を商品化することは、その人物に対する耐え難い屈辱的な行為であり、わが国の法律に根本的に違反する行為である。さらにこれは、文明が衰退する兆しでもある」※2011/10/29

メルセ・ひすい

1
S 12/112011/11/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3919462
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。