内容説明
戦争が起こっても、弱肉強食の世の中になっても、ボクはいつも自分を手放さない、自分から出発する。壊れかけた秩序と混沌のなかで、翻弄され、流されながら、それでもボクは自分の足で踏ん張りたい。―それが、ボクが哲学するということだ。
目次
2003年(坐禅をしてみよう―01.14;哲学はいかに語りうるか―01.17;見てしまった不幸―01.20 ほか)
2004年(自殺/殺人―01.01;哲学は何歳から?―01.02;倫理はどう成り立つのか―01.19 ほか)
2005年(元旦に上野千鶴子を読む―01.01;「読む」ことと「語る」こと―01.01;田辺元の“死の哲学”―01.01 ほか)
2006年(ナガサキ/ヒロシマ―01.01;戦争の中の青春―01.06;見えない部分―01.27 ほか)
2007年(ちょっとだけ哲学してみる―02.15;女に哲学できるのか?―02.16;「私」について哲学できるのか?―02.17 ほか)
2008年(連帯は可能か―04.23;戦争は始まっている―04.27;本当に平和主義がよいのか―04.28 ほか)
著者等紹介
ぶんまお[ブンマオ]
1949年生まれ。某大学で教鞭をとる。アカデミズムの体系立った哲学・思想に飽き足りず、個人から出発して個であることを手放さない「哲学」実践をネットで試みる
末木文美士[スエキフミヒコ]
1949年生まれ。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は仏教学、日本思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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