内容説明
13年間いっしょに生活した盲導犬ベルナの死、そして最愛の夫の死。その辛い別れのあとにやってきた2頭目の盲導犬ガーランド。著者は、やんちゃで甘えん坊のガーランドに苦労するが、次第にお互いに心を許しあう関係になっていく。しかし、そんな幸せのなか、著者に再び大きな不幸が訪れる…。
目次
1章 新たな出会い
2章 すれ違いの日々
3章 我が家に来て
4章 働くお母さん
5章 信じあう二人
6章 ほんとうの家族
7章 悲しみの夏
著者等紹介
郡司ななえ[グンジナナエ]
新潟県高田市(現・上越市)生まれ。ベーチェット病により27歳で失明。現在、東京都江東区在住。「共に生きる社会とは何か?」というテーマで「盲導犬ベルナのお話の会」を主宰。全国の幼稚園、小中学校、地域団体等で800回を超える講演を行っている。日本文藝家協会会員。日本盲人作家クラブ同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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