内容説明
もう一つのホームホスピス、新しいケアのかたち。宮崎市内の空家を借りてはじめたホームホスピス「かあさんの家」。そこに、がんや認知症をかかえて行き場を探していた人、一人暮しが不安なお年寄りが、5、6人でともに暮しています。その日常生活を見守り、最期の時までケアします。老いや病いや死を、生活の場に取り戻し、コミュニティの中で穏やかに抱えることができれば、社会はもっと豊かになる…「かあさんの家」からの提案です。
目次
ホームホスピス「かあさんの家」のつくり方(ホームホスピス「かあさんの家」をつくったわけ;ホームホスピス「かあさんの家」のかたち;「看取り」の文化を取り戻す;「かあさんの家」の看取り;「かあさんの家」の運営)
ホームホスピス「かあさんの家」の仲間(ホームホスピス「神戸なごみの家」―兵庫県神戸市;ホームホスピス「愛逢の家」―兵庫県尼崎市;ホームホスピス「われもこう」―熊本県熊本市;ホームホスピス「たんがくの家」―福岡県久留米市)
著者等紹介
市原美穂[イチハラミホ]
1947年宮崎県生まれ。1969年熊本県立熊本女子大学卒業。1987年夫が宮崎市に内科の無床診療所「いちはら医院」を開業したのをきっかけに、事務長兼裏方として医療現場に携わって現在に至る。1996年米国オレゴン州ポートランド市及びカリフォルニア州サンタバーバラ市に在宅ホスピス事情視察研修。1998年「ホームホスピス宮崎」設立に参画。2002年「特定非営利活動法人ホームホスピス宮崎」理事長に就任。2004年「かあさんの家 曽師」を開設。現在、市内4カ所にある「かあさんの家」の管理者をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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