文化=政治

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784901477086
  • NDC分類 316.4
  • Cコード C0036

内容説明

反グローバリズム運動や反戦運動に見られる、ストリート占拠、カーニバル、パフォーマンス、サウンドデモなどの80年代以降の「新しい社会運動」の波を、「新しい文化=政治運動」としてとらえ直し、その可能性を実践的視点から考察する。

目次

第1章 文化と政治運動の転回点―シアトルの闘争
第2章 カーニバルの政治学
第3章 ACT UP!セクシュアリティと身体の政治学
第4章 ストリートを取り返せ
第5章 情報空間の抗争―サパティスタ・ハックティヴィズム・サイバースペースの文化実践
第6章 いまどきの日本の文化=政治運動
第7章 新しい文化=政治運動にむけて

著者等紹介

毛利嘉孝[モウリヨシタカ]
九州大学比較社会文化研究院助教授。1963年生。専攻は社会学、文化研究(カルチュラル・スタディーズ)。とくに音楽や美術などの現代文化と都市空間、メディアをテーマに批評活動を行う。また本書でもとりあげた北九州のRE/MAPなど都市空間を使ったアート・プロジェクトの企画を行っている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハンギ

1
毛利嘉孝さんはなんだかよくわからないカルチュラルスタディーズの人だと思ってたけど、読後に印象が変わった。99年のシアトルWTO会議がNGOからの非暴力の妨害によって失敗したり、公民権運動から抵抗の歴史を扱っていて、最近本が出ていたりする、ハクティビズムについての記述もあってわりと盛りだくさんでした。アサンジのウィキリークスは最も完成したものかもしれないが、その先駆的な動きはあったみたいだし、99年のシアトルにおいてもネットによる呼びかけなどは行ったらしい。こんなにも人間による抵抗の力は強いんだなと思った。2012/09/07

spikyhair

0
★★★★★

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