一般言語学第三回講義―コンスタンタンによる講義記録

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  • サイズ A5判/ページ数 311p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784901188036
  • NDC分類 801
  • Cコード C1080

内容説明

肉声と生々しい思索。甦る幻の講義。あらゆる曲解と無理解に自身が答える。

目次

言語学史への考察
講義の一般的な分類
諸言語
言語の地理的な相違、その様々な種類と段階
地理的な相違、それらを交流可能にする様々な出来事
原因から見た言語の、「その」地理的な相違
地理的な連続性での異変、通常の状況と中心部の状況とに分けて考えた場合。
言語の波を社会的な伝播、または、その領域への波及として考えること。
エクリチュールによる言語の出現
言語〔ほか〕

著者等紹介

ソシュール,フェルディナン・ド[ソシュール,フェルディナンド][Saussure,Ferdinand de]
1857年11月26日、ジュネーヴに生まれる。1872年、14才で、処女論文「ギリシア語ラテン語およびドイツ語の諸単位を少数の語根に還元するための試論」を「インド・ヨーロッパ諸語の起源」の著者ピクテに捧げる。1875年・ジュネーヴ大学に入学。家の方針で化学と物理を専攻。1876年・創立直後のパリ言語学会に18歳で入会。ライプチヒに留学し、青年文法派と交流する。1878年・ベルリンに留学。「インド・ヨーロッパ諸語における原初の母音体系についての覚え書」を出版。1880年・ライプチヒ大学の学位論文(哲学)は「サンスクリットにおける絶対属格の用法」。1881年・パリに出て、高等研究員の講師。1891年・スイスへの帰国に際し、10年間の功労を讃え、フランス政府よりレジヨン・ドヌール勲章が授与される。1892年・34歳で結婚。1896年・ジュネーヴ大学専任講師。フランス学士院特別会員に推される。1913年2月22日、死去

秋津伶[アキツレイ]
元・小説家

西川長夫[ニシカワナガオ]
立命館大学国際関係学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。