内容説明
チケット流出、八百長、不正選挙、テレビ放映権の高謄、ペレとアベランジェ元FIFA会長との確執、マラドーナ薬物疑惑の真相劇…。日韓共催の裏に隠された真実とは。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
湘南☆浪漫【Rain Maker】
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真っ当な組織じゃないからこそ、ワールドカップがここまでビッグイベントになった…とは言い過ぎかな?2015/12/21
keepfine
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読み終えるのに半年くらいかかった。ワールドカップが壮大なるビジネスで、過去の決勝やビッグゲームでこれほどまでに不正や誤審があまりにも乱発していているとは思わなかった。2015/01/28
謎の読み手
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欧州視点での偏りがあるが概ね正しいノンフィクション。欧州に支配され収奪される一方だった非欧州連盟が、連合して欧州連盟から主導権奪い利権享受する流れを詳細に記述。アディダス、コカ・コーラ、ナイキ、電通。巨大な資本が貧しい連盟理事を堕落させ、サッカーの司祭たちの票と良心を売り渡させる。対立の頂点で起きたのが、日韓共催というまやかし。政治力の発揮される招致と選挙、国際スポーツの実際。「彼らはワールドカップを盗んだのだ」という言葉には日本へのメッセージも込められている。02日韓大会に納得いってない方におすすめ。2018/05/25