内容説明
2002年秋、柔らかな光に満ち空が交わるその島に荒木経惟は降り立った。風と石と女が迎える「三多の島」。そのすべては幸福な出会いとともに荒木のカメラの前を通りすぎた。瞬間逃さずとらえられたモノクロームの済州島。それは光の陰影そのままに漂う美しい旅の記録となった。
著者等紹介
荒木経惟[アラキノブヨシ]
1940年東京都台東区生まれ。写真家。千葉大学工学部写真印刷工学科卒業。64年『さっちん』で第1回太陽賞受賞
藤井誠二[フジイセイジ]
1965年愛知県生まれ。ノンフィクションライター。TBSラジオ「バトルトーク・アクセス」金曜日レギュラーパーソナリティーなどもつとめる
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