内容説明
異国情緒、ロマンあふれる長崎。出島のオランダ商館５棟復原の経緯と、そこで暮らした商館員たちの知られざる生活と文化を活写する！１４０点の貴重な写真図版を収録。
目次
第１章 出島オランダ商館の復原
第２章 オランダと長崎出島
第３章 出島オランダ商館復原のはじまり―一九九七年三月十六日 第一回シンポジウムより
第４章 試行錯誤の復原設計―一九九八年四月十二日 第二回シンポジウムより
第５章 未来へと引き継ぐ復原―一九九九年十一月六日 第三回シンポジウムより
第６章 いま甦る江戸時代のオランダ商館―二〇〇〇年四月十五日 第四回シンポジウムより
参考資料 ヘンドリック・ドゥーフ著『縮小された島「出島」、日本でのオランダ人の居住地の解説』
著者等紹介
西和夫［ニシカズオ］
１９３８年生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。東京工業大学大学院博士課程建築学専攻修了。工学博士。現在、神奈川大学教授。建築史にとどまらず、歴史学・民俗学・美術史など近接領域との共同研究を積極的に進め、幅広い視野での活動を目指す
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