内容説明
本書は、二〇〇四年十一月九日、帝国ホテル東京において開催された「高速鉄道国際会議2004~東海道新幹線開業40周年記念~『地球の未来のために』―高速鉄道は何ができるのか―」の第一部「科学技術は地球文明を救えるか」を採録したものである。
目次
第1部 持続可能な社会に向けて(地球環境を脅かす問題;迫り来る危機にいかに対処するか)
第2部 閾値を超える日が来る前に(食糧不足とエネルギー問題;科学技術に何ができるか)
第3部 科学技術は地球文明を救えるか(科学技術の果たすべき役割;科学技術と持続可能性のある社会の構築)
著者等紹介
ブラウン,レスター[ブラウン,レスター][Brown,Lester]
アースポリシー研究所所長兼上級研究員。米国農務省国際農業分析官、国際農業開発局局長などを経て、アースポリシー研究所を創設。グローバルな環境問題解決への卓越した貢献を評価されたブループラネット賞(94年)をはじめ、多数の賞を授与されている
ハウエル,デヴィッド[ハウエル,デヴィッド][Howell,David Arthur Russell]
英国上院議員。ケンブリッジ大学イートン・カレッジ及びキングス・カレッジ卒業。英国エネルギー相、運輸相、英国下院外交委員会議長、UBS銀行諮問取締役、日英21世紀グループ議長などを歴任。国際関係、経済、エネルギー、欧州連合、安全保障・国防等々を専門分野とする。瑞宝章(01年)受賞。JR東海欧州顧問
黒川清[クロカワキヨシ]
日本学術会議会長。東京大学医学部卒業。UCLA医学部内科教授、東京大学医学部第一内科教授、東海大学教授・総合医学研究所長などを歴任。東京大学名誉教授。紫綬褒章(99年)、財団法人腎研究会特別功労賞(00年)受賞
薬師寺泰蔵[ヤクシジタイゾウ]
内閣府総合科学技術会議議員。東京大学教養学部、慶応義塾大学理工学部卒業。マサチューセッツ工科大学大学院修了。埼玉大学大学院教授、慶応義塾大学法学部教授(のち慶応義塾常任理事)、東京大学客員教授などを歴任
十市勉[トイチツトム]
財団法人日本エネルギー経済研究所常務理事・首席研究員。東京大学理学部卒業、東京大学大学院修了。マサチューセッツ工科大学エネルギー研究所客員研究員、日本エネルギー経済研究所理事・総合研究部長などを歴任
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感想・レビュー
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えっくす
Oscar