風に揺れる教室―鶏を殺す

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風に揺れる教室―鶏を殺す

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 18X12cm
  • 商品コード 9784900416239
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0295

内容説明

「佐賀新聞」連載であらゆる分野の人々に大好評を博した、中学教師31年の著者が心血を注いだエッセイ集。親よ、教師よ、子供たちよ!今こそ、たおやかな心を取り戻せ。

目次

春(綱引き開始―社会悪に向かって;服装検査―うしろめたさとともに;先生、寂しいっ―母から巣立つ娘;男の涙―女の子がいじめる;バージンショック―身を守る術を)
夏(セーラー服と機関銃―男を試す少女;唐津ふき―一言お礼に感激;折りヅル―平和は難しいもの)
秋(ひとり食い―家庭が壊されていく;みのりの秋―できる子、できない子;岸岳末孫―奇病を抱えた教師群;黒い涙―卒業後の師弟関係;くんちの客―教え子と懐かしい再会)
冬(怪電話―何かを求めるサイン?;ああ、離婚―ほぐれぬ心のしこり;体罰―いじめのシーズン到来;若い父親―愛を示す機会失う)
初春(正月の客―教え子を見て、自戒;赤鬼―生活指導係のためらい;「紀元節」ウッソー―戦い葬る墓碑名に;仰げば尊し―生徒の心に湧いてくる歌)〔ほか〕