内容説明
自殺者年間3万人。アーティスト・会田誠が制作した、現代社会の絶望を受け止める、禁断の“癒し”装置。実際に使ってみた著者渾身のエッセイ。
目次
『自殺未遂マシーン』とは何か?
不可視の死神
河口湖曼陀羅
悪霊祓い
死ぬって気持ちいい
死にいたる病
地獄の季節
死はいつでもどこにでも転がっている
自殺は他殺か?
アポトーシスとネクローシス
ただぼんやりした不安
エイリアン・アブダクション
あなたの中のもう一人の私
白日昇天 肉体の消滅
『自殺未遂マシーン』体験記
提案『自殺未遂マシーン』ワークショップ
著者等紹介
荒井倫太朗[アライリンタロウ]
自称・会田誠のマコトゴコロ教信者。1967年、東京都台東区に生まれる。東海大学文学部中退。学生時代に自主映画制作に乗り出し、多くの映画人たちと交流。映画配給会社に勤務後、『映画秘宝』『TVタロウ』等に主にホラー映画の紹介記事を書く。20世紀最後のホラー映画専門誌『SCARED』(4号で廃刊)発行人。ABC出版代表取締役。出版・宣伝・ビデオ制作の仕事を通じて、映画、アート、精神世界の各分野を渡り歩く
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