レジオネラ対策―こうすれば安心 温浴施設の衛生管理

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  • サイズ A5判/ページ数 318p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784900138742
  • NDC分類 453.9
  • Cコード C0040

内容説明

心身のリフレッシュや癒しを求めて、時間を過ごすことにあるはずの温浴施設が「安全への疑問視」をもたらす結果となり、「レジオネラ」というキーワードを無視して営業する事は、いまや全く不可能となったのである。即ち価格やサービス競争に陥っている温浴施設業界に「安全性」という要素が加わったのである。そして、いかに「安全且つ安心」な施設であるか、衛生管理を徹底しているかを利用者に公開し、安全性をアピールすることこそが、「安全性への疑問視」を払拭し、他の施設との差別化を促し、激しい競争に勝ち残っていくための、最も重要な条件であることを、経営者が理解していないところに最大の問題点がある。

目次

第1章 いま「温泉」「スーパー銭湯」がレジオネラ属菌に狙われている―レジオネラ属菌の特性を知ることが予防の第一歩
第2章 温泉の衛生を保つための基礎知識―約30種類の化学成分の正体とは?
第3章 温泉施設の適正規模を知ろう―温泉資源の無理な採取は泉質の変化をまねく
第4章 押さえておきたい設備の清掃・洗浄・殺菌法―ろ過装置や洗浄方法は効果の確実さで選ぼう
第5章 これで万全!レジオネラ属菌の防止対策―施設に応じたろ過や殺菌方法を見つけよう
第6章 これが安心できる施設だ!―レジオネラ属菌の感染源にならない施設とは?
第7章 これからは「安全性」を誇る施設が生き残る―安心感の提供は強力なマーケティングの武器
付録 公衆浴場における衛生管理要領等の改正について