NAFL選書
外国語教育理論の史的発展と日本語教育

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  • サイズ A5判/ページ数 218p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784900105973
  • NDC分類 807
  • Cコード C1381

出版社内容情報

ギリシャ・ローマ時代から現代に至るまで、歴史上に現われた35の言語教育理論の発展の軌跡をたどって、それらを体系的に紹介し、21世紀の日本語教育のための手がかりと応用を考える。

内容説明

経験と直感に頼るだけでは、外国語教育は成り立たない。理論的基盤に裏打ちされた教授法が必要とされるが、発展する言語教育理論は、日本語教育の現場でどのように応用されているのだろうか。本書は、ギリシャ・ローマ時代から現代まで、史上に現れた35の理論の発展の跡をたどって体系的に紹介、21世紀の日本語教育のための手がかりを探る。

目次

目標と研究方法
教授法理論発展史概観
1930年代までの翻訳法と直接法の対立(翻訳法の確立前夜;翻訳法の確立;外国語教授法の特色)
オーディオ・リンガル・メソッド(ASTP;アメリカ構造言語学;アメリカ構造言語学とオーディオ・リンガル・メソッド;オーディオ・リンガル・メソッドの授業;オーディオ・リンガル・メソッドへの批判)
GDMと認知学習(GDM;認知学習)
新しい教授法の発展(基礎理論の概観;トータル・フィジカル・レスポンス;サイレント・ウェイ;コミュニティー・ランゲージ・ラーニング;サジェストペディア)
コミュニカティブ言語教授法(基礎理論;典型的な授業手順;個々の技能を教える場合の基本的な考え;コミュニカティブ・アプローチがはたして初心者にも応用できるかどうか)
結論