目次
第1章 「ゆとり教育」がなぜ問題か(基礎教育がないがしろにされている;訓練なくして教育はない ほか)
第2章 エリートを否定した国の歪み(秩序維持のための“収容所”か;学校は「日常性」を突き破る場だ ほか)
第3章 文科省と教師、その罪と罰(中央集権教育の功と罪;カメをガメラにした国家主導教育 ほか)
第4章 この親にしてこの子あり(自由と義務、権利と責任のバランスの回復を;ボランティア論議は本末転倒 ほか)
第5章 教育における温故知新(近代日本の教育を全否定してよかったか;江戸時代を見直す意味 ほか)
著者等紹介
桜井よしこ[サクライヨシコ]
ベトナム生まれ。ハワイ州立大学歴史学部卒業後、「クリスチャン・サイエンス・モニター」紙東京支局勤務、日本テレビ・ニュースキャスター等を経て、フリージャーナリストとして活躍。薬害エイズ、個人情報保護法、道路公団民営化、北朝鮮拉致問題に積極的に取り組み、発言している。『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』(中央公論社)で大宅壮一ノンフィクション賞受賞、『日本の危機』(新潮社)など一連の言論活動で菊池寛賞受賞
宮川俊彦[ミヤガワトシヒコ]
長野県生まれ。国語作文教育研究所所長。作文・表現教育の第一人者。内外の青少年・企業人を対象に作文を手段とした表現教育と文章分析を展開。その実践と実績を踏まえた言論活動や教育政策上の諸活動はつとに知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。