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日本と世界はこうなる―日下公人が読む2012年

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  • サイズ B6判/ページ数 180p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784898311745
  • NDC分類 304
  • Cコード C0034

内容説明

日本は強い!ドル安円高はさらに進む!アメリカは衰退し、ヨーロッパは静かに死んでいく!中国は分裂・停滞に入る!そして、日本が直面している問題解決のヒントは。

目次

第1章 東日本大震災で何が変わったか(リアリズムに目覚めた日本人;大震災で見えた日本精神 ほか)
第2章 アメリカ、ヨーロッパはもう立ち直らない(もはや欧米も中国も世界のリーダーたりえない;日本こそ新興国のリーダーにふさわしい ほか)
第3章 世界中が日本にすり寄ってくる(日本は取り残されていない;生産拠点を海外に移すときに考えるべきこと ほか)
第4章 日本経済、これからどうなる(経済だけ発展すればいいという時代は終わった;「静止経済」の中で年収五百万円の幸せ ほか)
第5章 日本が直面している問題解決のヒント(効果がないにもかかわらず財政出動してきたツケ;日本がギリシャのようになる心配はない ほか)

著者等紹介

日下公人[クサカキミンド]
評論家。日本財団特別顧問。社会貢献支援財団会長。三谷産業株式会社監査役。日本ラッド株式会社監査役。1930年、兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業。日本長期信用銀行取締役、(社)ソフト化経済センター理事長を経て東京財団会長を務める。ソフト化・サービス化の時代をいち早く先見し、日本経済の名ナビゲーターとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よしぽん

1
世界の中でも突出してモラルの高い日本の常識はこれまで世界の非常識だったかもしれない。しかし筆者はこれからは世界が日本化していくという持論を持つ。これからの時代、新興国が目標にしたい国とは、文化・テクノロジー・経済的豊かさとモラルを合わせ持つ、日本になると。ねがわくば国家の上層部には日本を新しい時代に向けて、思いきった舵取りをしてもらいたいが、やはり既成の権益の上にあぐらをかく層にそれを望むのは無理なんだろうな。明治維新の先例を見ても、市井の大勢の心ある人々の方がよほど頼れる国であるようだ。2012/07/05

プシオ

1
日下さんのオプティミズムにはいつも安心させられる。 世の人々はネガティブに物事を考えすぎで、政策改善しだいで日本は世界のトップに君臨できる。あぁやっぱり彼の発言には安心させられる。 2012/05/28

紅井流星

1
著者の本を読むと元気になれ明るい未来を感じることができる。ネガティブな日本はもうダメ的な本が多い中、このようなポジティブ本を書いてくれていることに敬意を表したい。著者はここ10年世界は日本化していくと、数々の本の中で訴えている。日本が世界の先進国であると。しかしながら世間では失われた20年と言われ、未だデフレ経済であることに間違いはない。今後ヨーロッパはもちろんのこと、アメリカもデフレになることは間違い無いと思うので、その意味では著者の言うことは当たっているかも知れない。2012/05/12

copytomcat

1
重厚長大産業のソフトとハードをまとめて作るのが文化。 遊びを含めた日本の文化の利用価値が高まっている。2012/04/07

e042473

1
大量消費文明は、原発問題とともに終わりつつある。「消費は美徳」はいまや危険思想にすらなった。 堤清二2012/01/21

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