内容説明
震災を日本人のショック療法に。日本と日本人はこれだけ変わる。
目次
第１章 震災前と震災後で日本は大きく変わる
第２章 原発は多額のカネを地元に落とす
第３章 人災論１―責任逃れをする人たち
第４章 人災論２―義援金は個人に渡せ
第５章 復興論１―小型原子力発電所をつくる
第６章 復興論２―地方は中央をあてにするな
第７章 復興論３―「特区」を活用して活力ある日本に
第８章 平和ボケ・日本から立ち上がるチャンス
著者等紹介
日下公人［クサカキミンド］
評論家。日本財団特別顧問。社会貢献支援財団会長。三谷産業株式会社監査役。日本ラッド株式会社監査役。１９３０年、兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業。日本長期信用銀行取締役、（社）ソフト化経済センター理事長を経て東京財団会長を務める。ソフト化・サービス化の時代をいち早く先見し、日本経済の名ナビゲーターとして活躍（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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nutts
2
“視点の切り替え”のヒントではあるけれど、恐らく、今求められているのは、“視座の切り替え”ではなかろうか。「皆、欲しいものがないから、内需が弱い。だから、外需へ、輸出へ」という紋切り型では、片づけてしまうことができない経済力。それが世界第3位のGDPなのだから。根底を揺さぶる提題を期待したので、ちょっと物足りず。2011/11/14
都人
1
いつもの事ながら、氏の発想には「目からうろこ」の印象を受ける。物事を見る視点が一般人と異なる。こういう人を知識人というのであろう。2011/10/22
0717
0
『東日本大震災をショック療法にすれば、日本と日本人は大きく変わる! 日本経済の名ナビゲーターが、東日本大震災をめぐる人災論と復興論を説き、これからの日本が進むべき道を提示する。』2012/03/24
紅井流星
0
日下公人にしては、煮えきれない感じの内容だった。なぜかと思いながら読了し、あとがきを読んだらひとつの答えがあった。『読者の方々の耳、目に入っているのは、マスコミの報道と解説だから、それとのつながりもつけなくてはならないというので話はあまり前に進まなかった。』そして危ない原子力発電を『安全』と言わなければ建設できず、そして安全なら避難訓練も必要なくしなかった現実が、平和憲法があるから軍備はいらない、自衛隊は危険なところへ行かないのだから武器も必要ない。という理論・考え方と同一なら、速やかに憲法9条を改訂しな2012/02/19
